名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

散歩のお駄賃?は飛騨ねぎと岩魚の燻製

2011年11月25日 | セカンドルーム

 

 

朝方まで雪が舞っていたが、降り続くことはなく、積もることもなかった。


日課の散歩は、朝は渓流に沿った林道を上流に向かって歩いている。
集落の最奥部に住んでいるので、上流には廃屋や空き家はあるが、人が住んでいる家は無く、人に出会うことはない。
除雪車も入らないので、雪が積もれば奥へは入れない。

午後は家並みのある下流に向かって歩いている。
家や畑があるので、野良仕事をしている人や、出荷用のほうれん草を束ねる作業場などに立ち寄っては雑談を楽しんでいる。
そんな折に野菜や漬物などを、よくお裾分けしてもらう。


今が旬の飛騨ねぎをいただいたが、薬味に使うと辛味と香りが強くとてもおいしい。
火を通すとやわらかくなって、とろけるような舌触りと甘みは、鍋料理にはもってこいだ。
土に埋めておけば凍みることなく一冬もつが、土付きのまま新聞紙にくるんでおいても1~2ヶ月は大丈夫だと教わった。

山で仕事をしている人から、岩魚の燻製をもらった。
30センチ以上の大物は、あめ色に輝きいかにもおいしそうだ。
山で泊り込みの仕事をしている合間に、獲った岩魚をドラム缶を使って、山桜で燻して作ったとのことだ。


あまりにも立派な燻製なので、薪ストーブの横に吊るして、しばらく眺めた後で味を楽しむことにした。
ぶらぶら散歩とおしゃべりでお駄賃まで貰い、恐縮しながらもありがたく頂戴した。

コメント (4)
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