名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

クルミで燻製作り

2011年11月07日 | セカンドルーム

 

早朝まで降っていた雨も上がり、わずかに青空が顔を見せた。


午前中は風も無く穏やかな秋日和であったが、午後から風が強まってススキが波打ち、枯れ葉が空中高く舞っていた。
久しぶりに風の冷たさを感じ、周りの風景も初冬の様相が強まってきた。

散歩の合い間に拾ったクルミの外皮を剥き、陰干しにしておいた。


脂肪分に富んだ実は、そのまま食べても独特の香りと風味があってとてもおいしい。
フライパンなどで少し炒ると、香ばしさが増していっそうおいしくなる。
燻製に使うクルミの木のチップは、香りのバランスがよくクセがないので、どんな食材にも合うと言われている。

クルミを殻ごと砕いて燻材に使ったら、フレーバーな燻製が出来るだろうと考えて試してみた。
ベーコンとタコ燻を作ったが、期待したほどのクルミ独特の香ばしい香りは出なかった。

 

ややクセのある匂いは、脂肪の多いクルミの実が焦げて出す油煙が原因のようだ。
もともと脂肪分の多い豚のバラ肉で作るベーコンは、クセがない燻材を使ったほうが良さそうだ。

 


タコは淡白な食材なので、香りが強くてクセがあっても気にはならず、こちらは相性が良かった。

どちらも仕上がり具合はよく旨かったので、次は実は食べて残った殻だけを砕き、それを燻して絶品の燻製を作ってみよう。

コメント (2)
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