朝8時に名古屋を出て、高山へ向かった。
東海北陸道の長良川サービスエリアで休憩を取り、ユキ(柴犬)をドッグランで遊ばせた。
いつものように郡上八幡ICで下りて、冬枯れのせせらぎ街道を走ってきた。
坂本トンネルを過ぎて美濃から飛騨へ入ると、空模様が晴れから曇りへと一変した。
西ウレ峠に差し掛かる頃には、鉛色の空から小雪が舞ってきた。
道路沿いの電光温度計は0℃を表示し、あたりの冬木立が寒々としている。
池の畔で小休止したが、風が冷たくて長居は出来なかった。
お昼過ぎに家に着いたが、名古屋の暖かさが信じられないほど家の中が冷え切っている。
昨夜は、11人が集まって賑やかな夕食だったが、今夜はその余韻が残っている中で、質素な手料理を味わった。
数時間の移動で、気候も環境もがらっと変化する。