朝の散歩はお天気に誘われ、堀川を遡って円頓寺まで往復してきた。
桜通りを渡った一角に古い町並みが残っていて、白壁土蔵や町家が並んでいる。
元禄の大火の後に、防火の目的で4間の道を作ったことから、この町筋を四間道(しけみち)と呼ばれるようになった。
古い町家や土蔵の多くは、取り壊されてビルや駐車場に変わっている。
路地裏には長屋もあるが、歯が抜けたように空き家が目立つ。
タイムスリップしたような懐かしい風景が、開発から取り残されて都心に残されているのは、名古屋でも珍しい。
円頓寺も大須と並ぶ名古屋の盛り場であったが、今は昔日の面影がなく、シャッターが目立った。
浅間神社
今まで近所をのんびり歩くことは無かったが、子供の頃と変わらない風景に出会って何だかほっとした。
今日も名古屋で、穏やかな休日を過ごした。