名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

彼岸花が咲く中で冬の準備を始めた

2012年10月06日 | セカンドルーム

 

あちこちの畦や土手で咲き誇っていた彼岸花が、盛りを過ぎて色褪せてきたが、ここの一角だけは鮮やかさを保っている。
足がすくむような妖しげな火焔は、群生して咲くよりは疎らにひっそりと咲くほうが彼岸花らしい。

虫と日焼けが嫌いなおかあさんが、いい季節になったので昨日から手伝いに来ている。猫の手でも欲しいところなので、さっそく中断していた薪割を再開することにした。
玉切りした細い丸太は、すべて割って薪棚に積み上げてあるが、30センチを越す太い丸太だけが残っていた。


この太さになると、斧を力いっぱい振り下ろしても割れない。


チェンソーで、丸太の中心を3分の1程の深さまで切り込んでから斧を打ち込み、後は適当な大きさに割っていく。


出来た薪は非力なおかあさんが一輪車で運び、軒下に積み上げていった。


お互いに筋肉痛や腰痛にならないところで打ち切り、庭木の剪定をすることにした。
伸びて屋根に張り出した枝や、徒長して通路を塞ぐ枝などを切り落とした。
これを怠ると除雪の邪魔になるし、積雪で通路が狭くなって難儀する。
一輪車に3杯分の枝は町では処分に困るが、山すそに積んでおけば腐食して自然に帰っていく。


今日の最後の仕事は、薪ストーブの点検と煙突掃除だ。
ハリネズミ状の器具を、煙突の下から差し込んで掃除することも出来るが、煤を浴びるし完全に落とせないので、年に一度は大屋根に上ることにしている。


ついでに、枯れ葉や小枝で詰まっていた雨樋の掃除もした。
雨の度にオーバーフローをしていたが、これからは水しぶきが飛び散ることも無くなるだろう。

大屋根から辺りを見下ろすのは冬の雪下ろし以来であるが、秋の取り入れ風景から山が紅葉に変わるころ、薪ストーブが本格的に動き出す。

コメント (4)
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