名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

米作りの最終工程・稲こきが終わった

2012年10月13日 | セカンドルーム

今朝は朝霧が立ち込めていたが、日が昇り始めると青空が広がっていった。
朝の気温は4度ほどまで下がり、吐く息が白く身震いをした。


今日の天気は上々で、予定通り稲こきをすることになった。
イノシシ除けの柵を外し、畦のマルチを取り除いて準備を整えた。


程なく地主兼師匠が、ハーベスターを軽トラに積んでやって来た。
ハーベスターは自走式の脱穀機で、稲から藁を取り除き籾に仕上げる農機である。
コンバインの出現で激減した機械だが、山間部の狭い田では小回りが利くので利用する人は多い。


稲を機械に送り込んでいくと回転する爪で稲から籾を外し、風を送って藁くずや未熟な籾を吹き飛ばし、良い籾だけを袋へ入れていく。
藁を利用しない場合は、切り刻んで田にばら撒いて土壌改良に利用される。
5月の田植え以来、病害虫や動物の侵入も無く、順調に推移して今日を迎えられたことがとてもうれしい。


まずは、稲束でVサインのポーズをして作業をスタートした。
師匠がハーベスターを操り、助手は稲架から稲束を外してテーブルへ載せる仕事である。

 


午後1時には2枚の田の稲こきはすべて終わり、後片付けをして2枚の田の合計400キロの籾を軽トラに積み込んだ。


我が家の分の、ずっしりと重い籾袋を玄関の上がり框に積み上げて、思わず頬が緩んでしまった。
コイン精米機で籾摺りと精米をすれば、晴れて新米のご飯がたらふく食べられる。

 

コメント (2)
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