名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

山里の恵み・舞茸とむかごの炊き込みご飯

2012年10月08日 | セカンドルーム

 

今日の飛騨はすがすがしい秋晴れで、風も和み暖かかった。


稲も乾燥が進み、近くへ行くと香ばしい稲と籾の匂いが漂ってくる。
野山も秋たけなわで、クリやクルミが盛んに実を落とし、柿やナツメも熟してきた。


紫アケビも弾けて、中の真っ白な実が甘みを増してきた。


厚い皮を割って実を口に含むと、とろけるような舌触りと濃厚な甘味が口中に広がる。
東北地方では厚い皮も料理に使われるが、飛騨で食べる人は見かけない。


山芋の蔓に生える「むかご」も食べごろで、黄葉した葉の脇にたくさん付いている。


塩茹でや煎っておかずにするが、山芋とは一味違う野趣に満ちた味がする。

裏山の舞茸も7個ほど芽を出し、一番大きいのは25センチを越していた。


さっそく1個を収穫して、今夜のおかずにすることにした。


滞在中のおかあさんが、舞茸とむかごの炊き込みご飯に舞茸汁を作ってくれた。
素材の良さもあるが、いつも作っている男の山家料理よりはおいしかった。

コメント (4)
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