名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

柴犬の冬支度

2012年10月25日 | セカンドルーム

 

今日も青空が広がり、気持ちの良い朝を迎えた。
6時半に散歩に出かけたが、まだ辺りは薄暗かった。
山里に戻って体が慣れないせいか、肌を刺すような冷気がこたえる。

家に戻る頃には太陽も昇り、前山を照らしている。


冷え込みが続いているので、山の木々は鮮やかに色づき朝日に映えていた。
栗や胡桃は既に実を落とし、朴や栃の葉は散り始めた。

桑の木に絡んだアケビの蔓からは、弾けた実が未だ沢山ぶら下がっている。


他の木の実は野鳥や動物たちが先を争って食べているが、甘いアケビだけが残っているのが不思議だ。


暖かい名古屋から戻ったユキ(柴犬)も、寒さがこたえるようなので、早めに小屋の冬支度をした。
例年通り藁を槌で叩いて柔らかくし、小屋の床に敷き詰める。


未だごわごわで体に馴染まないのか、自分の匂いがしないのを気にしているのか、盛んにクンクンをしていた。


程なく落ち着いたようで、気持ち良さそうに寝入っている。 どうやら気に入ってくれたようだ。
雪が降るようになると入り口に毛布を吊るし、屋根も茅で覆う。
飼い主の部屋は早々と冬支度を終わって、薪ストーブが赤々と燃える暖かい部屋で心地よく過ごしている。

 穂高連峰の冠雪


辺りの高い山が冠雪すると、じきに冬が来ると緊張しながらも、胸がときめいたりもしている。

コメント (2)
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