名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

千面菩薩の練習

2015年12月05日 | 趣味


今日も風は冷たいが青空が広がり、初冬らしい日和となった。
空を見上げると、時々雲が流れてくるが、大きく広がることはなかった。







どちらの空でも巨大なクレーンが、休みなく資材を吊り上げているのは、いつもと変わらぬ風景だ。

久しぶりに、円空仏彫刻の基本となる千面菩薩の練習をした。
荒子観音寺には、円空が仁王像を彫った時に出た木っ端で作ったと言われる、千面菩薩が数多く所蔵されている。

木っ端仏とも呼ばれる小さな像は、デザインが簡素化され、粗々しい鑿跡を残しながも、優しい微笑みをたたえている。



三角柱の木片を、手数少なく大胆に彫れと先輩に教わっているが、未だにコツが呑み込めない。
作り手の顔に似るとか、心穏やかに彫れば微笑みも自然に出てくると、先輩に言われているが、その境地には未だ至らない。
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2 コメント

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木っ端 (Rei)
2015-12-06 13:01:08
木っ端仏、余った木で彫ったからですか?
木端役人など、いい意味ではないと思いますが、
木っ端仏は少々お気の毒です。
4枚目の写真は、プラットホームからの撮影のようですが、
あおなみ線のホームでしょうか?
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親しみこめて (nko)
2015-12-06 17:17:43
Reiさん
円空さんは大きな像を彫った切れ端なども
無駄にせず使っていたようです。
荒子観音には5センチ足らずの円空仏も所蔵されています。
木くず的なイメージですが、親しみをこめ
て木っ端仏と呼んだのでしょうか。
太閤口の駐車場から撮りました。
クレーンが建設中のJRゲートタワーで、右が
JRツインタワー、左が竣工したJPタワーです。
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