名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

都心の自然

2014年05月16日 | 雑感


納屋橋河畔の栴檀(せんだん)が、
薄紫の花をつけ、蝶々が飛び交っていた。



秋には小梅ほどの実が生り、ヒヨドリが群がって食べにくる。



観光ホテル前の下園公園では、
花壇やツツジの植え込みで、
ミツバチをよく見かける。



大きな木の幹には、「おとなしいミツバチですが、
近寄らないでください」と、注意書きが貼ってあった。

都心には花壇や街路樹が多く、殺虫剤の散布や天敵も少ないので、
ミツバチにとって住みやすい環境のようだ。

以前、都心ビルの屋上や自宅の庭で、ミツバチ飼育に
挑戦する人が、増えているという話を聞いた。



飛騨に住んでいたころ、近所の人からサワラの幹をくりぬいて作った、
ミツバチの巣桶を貰って、畑の脇と屋根の庇に置いた。
3シーズン挑戦したが、ミツバチは入らなかった。

自然豊かな山里でも、農薬や除草剤の散布は
頻繁に行われるので、ミツバチは年々減少している。
それに天敵も多いので、ミツバチにとっては厳しい環境になりつつある。



クマが巣桶を鋭い牙と爪で壊し、
好物の蜜を横取りした跡をよく見かけた。

田舎で厳しい環境に追い込まれたミツバチが、都心では健気に自然と共生し、
受粉を助け花壇や街路樹を美しくしている。
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堀川フラワーフェスティバル

2014年05月15日 | 趣味


堀川「フラワーフェスティバル2014」が、
納屋橋界隈で5月24日まで開かれている。



ゴンドラ乗船や、屋形船のランチクルーズ、
納屋橋夜市など、イベントも盛りだくさんだ。



橋の欄干や両岸の遊歩道は、フラワーバスケットで飾られ、
汚水で汚れた護岸も、きれいに洗浄されている。

せっかく周りはきれいに装っていても、
気温の上昇とともに、ヘドロから
メタンガスがわき、腐臭が漂うのが残念だ。


↑ 荒子観音多宝塔(室町末期の建築で、国の重要文化財に指定

午後は円空彫刻の練習日で、
会場の荒子観音寺へ行ってきた。

今日から薬師如来を彫り始めた。
今までは手の平サイズほどの小さな像を、
彫刻刀と小刀で彫っていた。



今回は35センチの檜材を、
木槌と鑿を使って彫っている。

今日は涼しかったが、集中して槌で鑿を打っていると、
汗がにじみ出てきた。

日ごろの生活で、ここ一番の集中力が
要求されることはなくなったので、
心を鎮め雑念を振り払う良い時間になっている。

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名古屋は今年一番の暑さに

2014年05月14日 | 暮らし

名古屋はここ数日、初夏のような陽気が続いている。
今日は薄曇りで蒸し暑く、今年一番の暑さになった。


木陰で休んでいても、湿度が高く、いつもの爽やかさを感じない。
池ではウシガエルが重低音で歌い、大きな真鯉が浅瀬で戯れている。


水草も繁茂して、池面を埋めていく。
生き物は、この時期を待ちかねていたように、活気を取り戻す。


飛騨高山も27度を越し、7月の気温とのことだ。
いつもなら、地温が高くなり、遅霜の心配も薄れて、夏野菜の植え付けや、田植えの準備が始まる。


そんな矢先に、夜間は氷点下に下がり、苗の被害を受けたことが度々ある。
一挙に夏を迎えた農家は、さぞかし戸惑っていることだろう。


気まぐれ天気には、いつも悩まされていたが、都会にいるとニュースが騒ぐだけで、少々の暑さ寒さに戸惑うことは無い。

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牧野が池緑地で雨上がりの森林浴

2014年05月13日 | 歩く


昨夜の雨は早い時間に止んで、
朝は薄日が漏れていた。



雨上がりの森を歩きたくて、
今朝の散歩は牧野が池緑地にした。


↑ 愛知カントリークラブ
池の南西部分はまだ歩いていなかったので、
東側入り口から入り、愛知カントリークラブと
池の間の散策路を西に向かった。



白美龍神社の鳥居をくぐり、
獣道のような上り下りの激しい小道を、
尾根沿いに進んだ。





雨上がりの粘土質の坂は、トレッキングシューズでも
度々滑るほど急な道もあった。



山頂には小さな祠があり、縁起書には
昭和28年ゴルフ場を造成する時、森の主の大蛇の棲み家を奪い、
その怒りを鎮めるために、神社を建て、祀ったと記されている。

開発者のご都合か、自然破壊への償いか分からないが、
昭和の神話としては、時代がかり過ぎる。



尾根を下って、芝生広場を抜け、
孟宗竹が鬱蒼と茂る「竹の小径」へ入った。



雨上がりと、おりからの夏日で、
もやが掛かった竹林は、幽玄の世界を醸している。



マイナスイオンをたっぷり浴び、
紫外線を避けた森林浴で、
何だか肌がしっとりした気分になった。
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今朝の散歩風景

2014年05月12日 | 歩く


朝焼けの空が爽やかで、
天気が大きく崩れることはなさそうだ。



今朝の散歩は、国道302号線に沿って
流れる植田川を、上流に向かって歩いた。

上社JCT下の歩道橋を東側に渡って、
貴船から勢子坊、高針を経て戻ってきた。



東名高速と、第二環状自動車道を結ぶJCTは、
度々通っているが、下をくぐるのは初めてだ。
何層にも入り組んだ、巨大な構造物に圧倒される。

高針あたりは畑があったり、
古い民家とマンションや、新しい住宅が混在して、
懐かしい風景も残っている。



こんもりとした森が目に入ったので、
行ってみたら高針の氏神様「高牟神社」だった。



本殿は再建されて間がないようだが、
秋の例祭には「棒の手」も奉納され、
近在から訪れる人で賑わうようだ。

棒の手は、農民が自衛のために編み出した武術で、
長久手や日進などでも、伝統芸能として引き継がれている。

鎮守の森やせせらぎの先に、
巨大なコンクリート構造物が聳えるのは、
新興住宅街でよく見かける風景だ。
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サイクリング日和

2014年05月11日 | 趣味


娘が使っていた、古いクロスバイクの
ブレーキやギアを修理して、走れるようにした。

クロスバイクは、競争用のロードレーサーと、悪路走行に適した
マウンテンバイク の長所を生かした自転車で、
長距離ツーリングも楽にこなせる。

朝9時に自転車で納屋橋を出発し、
名東区の池畔の部屋に向かった。


↑ 栄交差点

↑ 今池交差点

↑ 池下交差点
広小路通りを東に向かい、栄から千種、今池、池下を経て、覚王山で小休止をした。




日泰寺に参拝し、コメダのモーニングで、
2度目の朝食をとって一息入れた。


↑ 東山動物園正門

↑ 上池

↑ 東山1万歩コース取り付き口
東山動植物園前を右折し、上池の先から
東山1万歩コースに入るつもりでいたが、
長い階段に阻まれた。



植田峠からコース下の住宅街へ出て、名東本通りへ向かった。


↑ 名東本通方面を見下ろす


中村区、中区、千種区と、ほぼ平坦な道を走ってきたが、
名東区に入ると、丘陵地を造成した住宅街が続き、
アップダウンで息が上がる。



途中でで寄り道をしながら、
2時間ほどの走行でゴールした。


↑ 乗鞍スカイライン
飛騨の林道や、乗鞍スカイラインを走る快適さはないが、
地下鉄やバスに比べれば気分がいい。
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釣り名人から大鯛のおすそ分け

2014年05月10日 | 暮らし


今日も朝から快晴で、
汗ばむ陽気となった。



池の周りの緑もすっかり色濃くなり、
散歩を楽しむ人の姿も多くなった。



今日は土曜日で、朝から子供たちが
元気に遊んでいる。



釣り名人から、大鯛を釣ったので
取りに来ないかと、連絡が入った。



さっそく貰いに行き、45cmほどの鯛をいただいた。



まな板からはみ出しそうな鯛を、
三枚におろし、兜とあらに切り分けた。



刺身は背を平造りにし、
腹身は松皮造りにした。

松皮作りは、皮の部分に熱湯をかけ、
素早く氷水で締める。

湯引きにすることで、食味と
こりこりとした食感を、引き立てるという。

あらは塩味で潮汁にし、大きな白子は
塩で締め、ポン酢で食べた。

娘家族を呼び、鯛尽くしを振舞ったが、
うまいうまいと言いながら、
見る間に大皿がなくなった。

今の時期は桜鯛と呼ばれ、
瀬に乗っ込んで来る鯛を狙い、
漁師や釣師で海が賑わう。

再来週は、越前沖へ行く予定になっているが
こんな鯛を見ると血が騒ぐ。
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釣谷鮮魚店「きときと」で

2014年05月09日 | 食べる


昨日は自宅で過ごし、
午後池畔の部屋へ移動した。



今日も初夏の陽気で、
納屋橋欄干のフラワーバスケットが、
涼しげに咲いている。



伏見の釣谷鮮魚店「きときと」で、昼食をとった。



きときとは、富山弁で
獲れたてで活きがいい事を意味し、この店は
氷見や新湊で上がった鮮魚を売りにしている。



今日の日替わり御膳は、
握り寿司と白海老の巻き寿司だった。
冨山湾直送のネタは、活きがよく旨かった。
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円空の新聞記事

2014年05月08日 | 暮らし


荒子観音寺の、円空彫刻教室へ行って来た。
次の課題の仏像を彫るため、
制作手順を教わった。





何体もある教材を見ながら、
彫り進んでいくのだが、
頬のふくらみや口角の上がり具合など、
いつも肝心なところで失敗している。

ぼつぼつ先輩のレベルに近づきたいのだが、
作るたびに差が広がっていくように感じる。



教室で話題になったが、5月6日付の朝日新聞と
中日新聞に円空関連の記事が載っていた。

朝日は、岐阜県が県内に散らばっている、
円空仏の拝観ルート設定を計画していると報じている。

羽島市の中観音堂や高山市の千光寺、
郡上市のふるさと館など、44ヶ所を調査し、
今秋にも円空ゆかりの地を辿るツアーを企画する。



また、中日新聞は、円空学会理事長小島梯次氏の
「円空仏入門」を、「ひと・仕事」欄で取り上げている。

謎の多い円空の調査研究を積み重ね、
辺境の地を好んで回った円空に、「一食の礼ではなく、
布教の手段として仏を彫った」と著者は語っている。

奇しくも同じ日に、
円空を取り上げたことに、
不思議な縁を感じた。
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今朝の散歩は 「東山一万歩コース」

2014年05月07日 | 歩く


昨日の夕焼けは、五月晴れを
予想するように鮮やかだった。



今朝は、空気がひんやりとしていたが、
穏やかな初夏の日和となった。



天気に誘われ、散歩の足を少し伸ばして、
「東山一万歩コース」を歩いてきた。



部屋の窓から西の方向に、
東山動植物公園の森が見える。

それを目標に、30分ほど住宅街を歩くと、
植物園裏手のコースに出た。



アップダウンや急な階段の小道が、
こんもりと茂った木立の中を、縫うように続いている。

木漏れ日が心地よく、野鳥のさえずりも聞こえ、
これが市内かと思うほど、豊かな自然が残っている。



植物園門に出て、上池から正門までは、
舗装路を歩くことになり、ようやく街の中にいることを感じた。





ゴールした東山動植物園正門は
休園日のため、人影がなくひっそりとしていた。
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連休最終日

2014年05月06日 | 雑感


連休最終日は、曇り時々晴れの行楽日和となった。



海外や国内旅行からの帰宅ラッシュが始まり、
いつもの風景がテレビから流れてくる。



海や山の事故も多く、行楽が一瞬にして悲劇に変わる光景は、
傍で見ていても気の毒でならない。
子供を助けようとした親や、近くにいた釣り人が、
非情な波にのみ込まれた姿に涙が出た。



山の遭難も多く、滑落や凍傷、低体温など、
天候の急変で対応出来なかったのだろうか。

今の時期は、天気さえ良ければ、
容易に3.000m級の山頂に立つことも出来るが、
いったん天気が崩れれば、真冬の厳しい 姿に戻る。

同じ悲劇が毎年繰り返されるが、
自然を前にして人間の非力さを、
いつも思い知らされる。 合掌。

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雨の子供の日

2014年05月05日 | 暮らし


晴天が続いていた名古屋は、
天気予報通り朝から雲が厚く、
午後には本降りの雨になった。


↑ 高山市で撮影
子供の日向けのイベントも中止になり、
行楽地は当てが外れたことだろう。

最近は街なかでも住宅街でも、鯉のぼりを見かけない。
昔ながらの風習が、少子化や核家族化で消えていくようだ。


↑ 日影平山
例年、ゴールデンウィークは、山里の家に孫たちが遊びに来て、
野良仕事やハイキングで自然を楽しんでいた。

今年は様変わりして、のんびりと街なかの賑わいを楽しんだ。
孫たちも成長して、遊びでも好みを主張をするようになり、
それぞれの楽しみ方をしている。
頼もしくも思うが、ちょっとばかり寂しくさも感じる。
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ナゴヤ「エキトピアまつり」

2014年05月04日 | 歩く


今朝の散歩は、白川公園を歩いてきた。



昨日に比べると、空気がひんやりとして、
少し肌寒さを感じた。



若葉も出揃い、緑のトンネルをくぐる時は、
思わず深呼吸をしてしまう。



名駅界隈で、ナゴヤ「エキトピアまつり」が、
5月5日まで開催されている。



午後1時ごろ見物に行ってきたが、
名駅通りの両側は、見物客で溢れていた。



目玉は鼓笛隊や、阿波踊りなどのパレードで、
随所でパフォーマンスが繰り広げられていた。



特設ステージでは、シンガーソングライターが歌い、
エレクトーンの競演で観客を楽しませていた。

毎日が連休気分なので、ゴールデンウィークを意識することは無いが、
今年は安・近・短で終わりそうだ。


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名古屋城1周ウォーキング

2014年05月03日 | 歩く



薫風に誘われて、名古屋城のお堀を一周してきた。



牡丹を見に二の丸庭園に寄ったが、
すでに盛りを過ぎた花が少し残っているだけだった。
わずかに残っている花も、しおれて少し哀れな風情だった。
芍薬はまだ蕾が固く、開花はもうしばらく先のようだ。





藤の回廊も花期が終わり、色あせた花房が垂れ下がっている。
名古屋城あたりの季節も、一歩進んでいるようだ。



城内の一角で、武将隊と一緒に写真を撮るイベントをやっていたが、
こちらは長蛇の列ができていた。
盛りを過ぎた花より、活きのいい武将隊に人気があるようだ。



本丸御殿も見物客が、長い列を作って待っている。
いずれもパスをして、外堀沿いを左回りで1周した。



今日の最高気温が27度で、お堀を渡る風が生暖かく感じた。
お堀端のホテルで一息入れ、静かな官庁街を経て、
栄から広小路を通って、帰ってきた。
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五月晴れの神丘公園

2014年05月02日 | 歩く


早朝から雲一つない五月晴れで、
5時過ぎにはカーテンの隙間から、
朝日が漏れてくる。



池を一周して、住宅街を30分ほど歩いてきたが、
汗ばむほどだった。
今日の最高気温は26.5度で、6月下旬の陽気とか。



いつも日向のベンチで、一息入れていたが、
今朝は木陰の涼風が気持ちよかった。



池では、恋の季節を迎えた鯉が、
浅瀬に群がっている。
水音を立てながら、産卵と放精をする姿を、
よく見かけるようになった。

住宅街の小さな自然には、
生き物たちの生気が、
あちこちでみなぎっている。


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