Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

リバプール対マンチェスターシティ前半

2019-11-17 21:49:38 | ワールドサッカー
ラグビーW杯を見ていた影響もあって、ワールドサッカーのビデオは久しぶりに見ましたが、先日のプレミアリーグ、リバプール対マンチェスターシティ(以下シティ)が好ゲームだったと聞くので映像をチェックしました。シティは7月に横浜国際競技場で見たチームと基盤は同じで、メンバーこそ違うものの4-3-3のアンカーにロドリを残して最大5枚で攻撃できる前がかりなチームです。

これに対し、今季はリバプールの評価が高いと聞きます。リバプールも4-3-3のチームですが、アンカーがヘンダーソンからファビーニョに代わっていました。ヘンダーソンは右MFに移っており、安定感のある速攻主体のチームというイメージを持っていましたが、今季は少し印象が違いました。リバプールというチームは、スピードもさることながら、スピードに乗った状態で技術が発揮できるチームです。

特に、右SBのアレクサンダー=アーノルドが11アシスト、左SBのロバートソンが12アシストと、SBの攻撃力が使えるチームになっています。守るときはFWのマネが中盤のラインに降りて守れるという、守備の堅さも持っていますが、昨年惜しいところでシティに競り負けて優勝できなかったことで、攻撃力に磨きをかけてきました。

前半戦を見た印象では、サイドからのクロスの質がいい印象です。先制点となった、ファビーニョのミドルシュートはカウンターからで、左からのクロスのクリアがこぼれたところをファビーニョが強烈なシュートを放ちました。ちょうど、ハンドの判定を巡ってシティFW陣が主審に異議を唱えていた場面で、そういう集中力の切れを見逃さないリバプールの強さを感じます。

2点目も左サイドからのクロスからでした。中央のフィルミーノを狙うと見せておいて、実際はワンバウンドでファーサイドのサラーの頭に合わせるという、ロバートソンの意表を突いたプレーからでした。シティもサイドまでは出せており、持ち味の攻撃サッカーを出そうとしていましたが、リバプールの速攻がはまって前半で2-0と差がついた試合になりました。

後半については、映像を見ることができれば補足します。(写真はシティFWスターリングです。)
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つながらない中盤(11/17U-22日本対コロンビア)

2019-11-17 20:43:45 | ワールドサッカー
今日はJ1リーグが休みの日だったので、広島ビッグアーチで行われていた、U-22日本対コロンビアの親善試合をテレビ観戦しました。この試合はU-22代表にベストメンバーで戦う機会を与えようと、本来はA代表の戦力である堂安律と久保建英をあえてU-22代表に回して「金メダルが目標」というチームの熟成を図りました。

その目標の壮大さには、今回の試合は応えられませんでした。結果の0-2敗戦ももちろんですが、せっかく堂安と久保を入れながら、彼らに頼るあまり他のメンバーが攻撃に絡めないもどかしさが残る試合になってしまいました。確かに、堂安や久保はこのレベルでは一段上におり、コロンビアの強力なDF相手でもチャンスを作るところまでは行けます。

その割にはチームが機能しなかったという印象が残ったのは、後ろからの組み立ての精度が足りなかったことが理由です。特に、ボランチの中山のところはコロンビアのMFに狙われており、ここで失ってリズムを作れない場面も目立ちました。つながらない攻撃を見た森保監督は、スタメンの3-6-1を4-2-3-1に変えて、三好、堂安、久保の3シャドーというA代表に近い形にしてきます。

コロンビアU-22代表は強い相手でした。コロンビアは日本のことを、「アウェイでブラジル相手に3-2で勝利した相手」と一目置いており、前から連動して速攻を狙ってくるチームでした。メンバー構成的にも、コロンビア国内組だけでなくアメリカのMLSでプレーする選手も呼び、本気で日本に勝ちにきました。

このレベルの相手は、五輪金メダルを狙うなら準決勝か決勝で当たる可能性もある相手です。その相手に、最後まで攻撃のリズムを変えられずに敗れたこの試合は、残念ながら得たものは少ない試合になってしまいました。本番はオーバーエイジで補強することも可能ですが、今はU-22代表の選手層を厚くすることが大事で、まだまだ川崎MF田中碧の欠場の穴が大きいというレベルです。

もっとも、まだ時間はあります。U-22代表は開催国で予選免除ですが、U-22アジア選手権など強化のチャンスはあります。そこに向けて、今のままでは苦しいと気付いたことが何かのきっかけになれば、後で得たものがあったと振り返れるかもしれません。
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