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Rマドリード対バルセロナ

2022-10-23 17:28:41 | ワールドサッカー

先週末、休日出勤で見られなかったスペインリーグのクラシコ、Rマドリード(レアル)対バルセロナ(バルサ)のビデオを見ました。アウェイのバルサはFWレバンドフスキが好調で、ここまで8得点を挙げています。チームとしてもレバンドフスキを生かす戦術を取っており、MFがさばいてサイドに回して、レバンドフスキに入れることができれば点が取れるのが、ここまで首位を走っている要因です。

これに対し、レアルは攻めを基軸にしながらも、時に現実主義でカウンターも仕掛けられるチームです。右FWのバルベルデが、守備のときはMFのラインまで降りて守りを固めながら、左FWのビニシウス(写真)やCFのベンゼマがスピードで相手DFライン裏に走ります。レアルもつなぐ能力はありますが、それをあえて出さずに、速攻で仕留められるチームです。

そんなゲームはバルサがボールを支配してスタートしますが、クラシコらしいスピード感で攻守の入れ替わりが激しいゲームが展開されます。レアルの「現実主義」が当たったのは前半12分のプレーで、左MFクロースがバルサのプレッシャーに耐えてボールをキープしたプレーから、ビニシウスが左サイドをスピードで抜け出し、シュートはGKテア・シュテーゲンが止めたもののその跳ね返りをベンゼマが押し込んでレアルに先制点が入ります。

バルサは頼みのレバンドフスキが、レアルCBミリトンとアラバに挟まれてなかなか有効なプレーを出せませんでした。レバンドフスキのプレースタイルはいろんな位置を動きながら、肝心なときにゴール前に出没するものですが、バルサはクロスまでは行けますが中央で合わせる場所がなく、手詰まり感が強いゲームになります。

また、このゲームはオフサイドが多かった印象もあります。もちろん、FWが集中力を欠いているのではなく、両チームともオフサイドギリギリを狙って抜け出すタイミングを計っていた証でしょう。特に、ロングボールに反応するプレーを狙ったレアルにオフサイドが多かったですが、その狙いは当たり、30分に左サイドからのパスをバルベルデがミドルシュートを決めて2-0にします。

バルサは60分に一気に3人を交代させるなどベンチは仕掛けますが、ようやく1点を返せたのは82分と反撃が遅すぎました。皮肉にも、狙いたかった左サイドからのクロスを、中央でレバンドフスキが相手DFを釣って、右FWの途中出場のフェラン・トーレスが合わせたものでした。レバンドフスキ対ベンゼマの勝負でもあったこのゲームですが、ベンゼマがチーム全体の狙い通りに機能できたからの勝利でした。


レアルCBミリトン

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