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名古屋戦マニアック分析

2023-08-26 13:31:27 | 浦和レッズ
名古屋の長谷川健太監督はハーフタイムに動き、前半でイエローカードをもらっている河面を下げて丸山を入れ、さらにFW酒井を下げてFW前田を入れてきます。この前田が好調でした。前田には浦和の左SB明本に対して個人技で仕掛けるミッションが与えられており、何度か明本が抜かれて、浦和としては最もやられたくない、CBホイブラーテンがサイドに引っ張り出される場面が多くなります。

もっとも、後半の最初の10分ほどは浦和も攻めることができていました。関根が何度かチャンスを演出したものの、相手GKランゲラックの好守でノーゴールに終わります。しかし、後半10分に森島のシュートをGK西川が辛くも止めたあたりから、浦和の形勢不利は明らかになってきます。ベンチのスコルジャ監督もそれに気づいた様子で、MF関根を下げて荻原を入れて左SBに置き、明本をMFに上げる形で、左SBに投入したばかりの荻原を置く采配を見せます。

それでも、浦和苦戦の流れは止め切れませんでした。後半16分、名古屋の左アウトサイドの森下が酒井宏樹とショルツをまとめて個人技で抜き去る、浦和にとっては絶対不利のピンチを迎えます。GK西川と1対1になった名古屋の決定機でしたが、森下がこのシュートをクロスバーに当てて、浦和は何とか運でこのピンチを逃れることができました。

名古屋はさらに、稲垣のパスから永井が浦和の「ポケット」を狙った速攻を見せてきましたが、永井の折り返しをGK西川がキャッチして逃れます。このあたりに来ると浦和は1点を守りに行く決断をして、少しでも動ける選手をということで、FWカンテとMF明本を下げて、早川とリンセンを入れてきます。名古屋は契約上の理由でユンカーが出られない影響が出てきて、ベンチにいるFWが足りない問題点が出てきます。

最後はCBの岩波を大久保に替えて投入して、急造5バックで跳ね返しに行くなりふり構わない采配を見せた浦和は、何とか1点を守り切って1-0でこの試合を勝ち切りました。浦和としてはここのところ結果が出ていなかったので、絶対不利をしのいだ勝利とはいえ勝っておいたことで、優勝争いにもギリギリ踏みとどまることができました。あとで効いてくるかもしれない勝利だったと、振り返るかもしれません。


















































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