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水入りの大相撲(逸ノ城対照ノ富士)

2015-01-24 22:18:37 | 他スポーツ
今日の大相撲初場所14日目、ベストバウトは逸ノ城対照ノ富士です。理由は幕内では6年ぶりの「水入り」が入る、トータルで5分の長い相撲になったからです。私は水入りの相撲を見るのは初めてで、相撲が長くなるときに勝負審判が手を挙げて行司に知らせ、最終的には行司が止めることを初めて知りました。

昔の大相撲では、水入りになると「2番後取り直し」となり、他の取組を進行させていたようですが、今は両力士に文字通りに水分を補給させ、まわしを締め直して1分ほどの休憩で再度取組を再開します。長い相撲は、私にとってはスポーツの面白さが凝縮された瞬間だと思っています。どうなるんだろうという気持ちで、土俵だけを見つめる経験、いつか生観戦の土俵で実現して欲しいです。

逸ノ城と照ノ富士は、鳥取城北高校の先輩後輩の間柄です。モンゴルから同じ飛行機で来日したほどの親しい仲で、先輩照ノ富士も順調に出世しましたが、逸ノ城が驚異的なスピード出世で追い付いてきました。二人とも巨漢ですが、その大きい体に似合わない数多くの技を持っているところが、モンゴル出身力士らしいところです。

照ノ富士は「かいな力」で不利な体勢を逆転できる能力があり、その巨体の割には決まり手に投げが多い特徴を持っています。相撲センスがいいところも逸ノ城と似ている対戦でしたが、この相撲は右の相四つの両者らしく、立ち合いで右四つがっぷりに組みます。そこからは逸ノ城が寄り、照ノ富士が残して膠着状態になります。

その間の攻防は、逸ノ城の上手が一枚だったので、照ノ富士が切りに行ってうまく行かず、逆に逸ノ城が上手を浅く取り、出ようとするが照ノ富士が驚異的な粘りで残す展開が、水入り前の3分続きました。取り直し後の相撲も、右四つがっぷりの状態から再開したので1分を超える相撲になりましたが、最後は逸ノ城が照ノ富士の上手を切って寄り切りで破り、6勝8敗にしました。

相撲は土日しか、リアルタイムで見られない私には大きなプレゼント?で、こんな一番を見たいから相撲を見るのだろうという、ファン歴30年を超えるオールドファンの私の原点に返った気分です。

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