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西武ライオンズの戦力外

2024-10-02 21:38:44 | 他スポーツ
今日、西武ライオンズは以下の選手と来季の契約を結ばないと通告しました。

浜屋将太投手、大曲錬投手、粟津凱士投手、伊藤翔投手、赤上優人投手、陽川尚将選手、ブランドン選手、高木渉選手、ジョセフ選手

彼らは主力選手ではなかったものの、何度か一軍出場もあってプレーを覚えている選手もいるので、思い出を書きます。浜屋は社会人野球の三菱パワーからドラフト2位で、即戦力の期待を受けて入団してきました。左の先発投手候補として、何度か先発のマウンドにも立ちましたが、ここ2年ほどは一軍出場が少なくなっていました。ここ2年で隅田、武内と左の先発投手が入団したのも、彼にとっては状況が厳しくなった遠因でした。

大曲は準硬式野球部出身の変わり種でした。最速152kmを投げられる球威が武器というのは伝わってきましたが、どうしても負け試合の中継ぎだけでアピールするのは厳しかったようです。粟津も剛腕タイプでしたが、一度一軍で見たときはコントロールを乱し、外崎の好守に救ってもらったものの、監督に戦力としてアピールするには至らなかったです。

伊藤は左の先発投手タイプでした。四国アイランドリーグの出身で、「独立リーグでプレーした方が社会人に行くより早くプロになれる」と、思惑通り19歳でプロからのドラフト指名を勝ち取りました。何度かあった先発のマウンドですが、なかなかチームを勝たせるには至らず、ここ数年は育成契約で後がない立場でした。

陽川は阪神タイガースから現役ドラフトでライオンズに移籍してきました。左の長距離打者という期待でしたが、今季一塁手が課題だったライオンズがいろんな選手に出番を与えましたが、彼は結果を出すには至りませんでした。現役ドラフトは年齢的に上の移籍なので、すぐに結果を出さないと厳しい移籍ではありますが、やはり一塁手で出る以上打率は求められます。

ブランドンは北海道の東農大生産学部オホーツクからドラフト5位で入団してきました。中村剛也の後の三塁手としての期待でしたが、好調が長く続かなかったのは残念でした。高木渉は育成契約から這い上がってきて、支配下契約即スタメンというチャンスもありましたが、外野のポジションをつかむには至りませんでした。

こうして、プレーを覚えている選手が去るのは残念ですが、どうしてもドラフトで指名する選手の枠を空けないといけない、プロ野球では宿命とされている試練です。彼らの、次の人生での成功を、願わずにはいられません。


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