kotoba日記                     小久保圭介

言葉 音 歌 空 青 道 草 木 花 陽 地 息 天 歩 石 海 風 波 魚 緑 明 声 鳥 光 心 思

件p的共感

2008年12月02日 | 読書
今日は暖かで、
上着を一枚脱いで、
マフラーも取り、
軽い体に陽を入れ。

南側で、
来場した友人と、
静かな話を少し、
鳥のビデオをあげた、
金貨のチョコをもらった。

夕暮れ、
イルミネーションがついたころ、
Nさん登場。
エッセイの話などをしばらく。

スーパーに寄って、
ミスドで読書、
山崎ナオコーラ著「長い終わりが始まる」を、
読了。
本が読めるのは、
今週の木曜まで、
あとはまた激務、

かぼちゃ、サツマイモを煮、
洗濯物をたたみ、
明日からの弁当のおかず、
おからを煮たいのだけれど、
まだ干しシイタケの、だし汁がばっちり出ていないので、
煮込む準備だけして、
だしが出るのを待っている、

これを書いたら、
お風呂に入って、
それからおからを煮て、
寝る、

山崎ナオコーラの小説は、
村上春樹みたいだし、吉本ばななみたいで、
読んだ「長い終わりが始まる」で、
ベッドシーンが二度ほどあるのだけれど、
山崎ナオコーラのベッドシーンは、
凄く良い。
「自然で」、
という言い方が正しい。
それと、
反骨が良い。
件pについて語る言葉がいくつか出てくるけれど、
件p的共感、
という言葉が良い。
今日、来場した友人を思った。
件p的共感。

もしかしたら、
僕の人間関係は、
件p的共感、
が多数、
という気がしないでもない。
オジとも、
間違いなく件p的共感である。
「我々は、宇宙の子だ」
といつだったか、
オジが青空を見て呟いた、

---

先日の日曜の朝、
糸井重里の番組を見てたら、
ゲストが中沢新一だった。
話題は、キノコ。
「キノコは、植物と動物、男と女、あらゆるものの、「間」で」
と中沢は言っていた。
「積極的に滅びていく」
ということも。
中間、という意味で、
「キノコは仏教的」とも。
判ったような、判らないような話でしたけれど、
どうしてだか、中間、間という中沢のキノコについての言葉が、
その朝、僕を喜ばせた。

------


2008
12,29 吉増剛造 大病院脇に聳えたつ一本の巨樹への手紙