kotoba日記                     小久保圭介

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明星

2008年12月13日 | 生活
西の窓に、月、
朝の月、

閉館後の、
図書館の、
スロープを自転車で上り、
自動ドアが開く、
返却ャXト、に、本を、
三冊ずつ、入れて、
押し込む、と、
銀色の金属のロールを滑り、
ことんと音がしない程度に、
押し込む、
また三冊、ャXトに入れて、押し込む、

読まれなかった本達、を、あとにして、
ここで自転車で転んだ、ら、
本、読めなかった、一冊の半分も、
だから、本末転刀A
本当に自転車で転んで、
どうにかなりたいほど、
夜は痛む、

この世、嘘ばかりで、
この世、嘘ばかりで、
この世、嘘ばかりで、

糸、を、結んでいた、朝、

そうか、
今日は、満月、

もう戻れませんよ、
と、
今が言う、

すっ、っと、立っていた、
面影を頼りに、たぐり寄せ、
誰もかれも、
寂しさばかりで、
嫌になる、

そんな時、
空があった、
今朝の上空の、
飛行機雲のぶっといのと、
あの青色は、
見ていて、
格別、

すっ、っと、立っている、
寄り添って、
歌う、歌う、