kotoba日記                     小久保圭介

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すっと立っている

2008年12月12日 | 生活
すっと立っている、
すっと立っている、
言葉が踊る、
言葉が笑う、
言葉がうなり、驚く、
壁に寄り添い、
春、の、昼さがり、
暖かな陽光、

すっと立っている、
すっと立っている、
ゆっくり歩き出す、
親指と人差し指、
この道は、どこへ続くのだろう、
とは歩いている時に思わず、
夜の終わりに、
あの道は、この道は、
と思い至る、

立っている、すっ、っと、

戻り道、
定点から空へ、
東南の方角に、
花火のようなオレンジ色の軌道、
あれは誰かが打った花火か、
それとも、まさかの、流星?

すっと立っている、
すっと、立っている、
その瞬間、に、
走る、春雷の光、

すっと立って、
どこまでも、
どこへでも、
行こうとする意志、

毅然とし、
進む、前に出る意志、

すっと立っている、
言葉は湯気の如く、
立ちのぼる、

朝は、緑から霧、
が、出て、
橋の上までけぶっていた、

すっと立って、
言葉が踊り、
道を行き、
東南に見えた光、光、が、
流星、流れ星であっても、
驚かない、

すっと立っていたから、
すっ、っと、立っていた、
草、は、微風に揺れ。