kotoba日記                     小久保圭介

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2008年12月06日 | 生活
赤い屋根、
外はどうだったのか、
黄色い壁、
空は青かった、
白い天井、
外はどうだったのか、
積み木の国、
外はどうだったのか、
けぶる北の空、
あれはきっと雪、
岐阜山間部は雪ではなかったのか、

外は寒かった、
寒いと言って、歩き、
白い壁、
茶色の天井、
外はどうだったのか、

緑がないのだ、
川も、
海なんて、もっと遠く、
草は、石は、花は、
外は本当にどうだったのか、
雪がどうだったのか、
雲がどうだったんだ、

星が見えた、月が見えた、
外は寒かった、
だが、
外は本当にどうだったのか、
昨日の雨の残りは、
どうなったのか、
青い空の雲の行き先はどうなんだ、

軽い限りの荷物を背負い、
一人で草原の道を、
と幻を見たいほど、

たとえば、
今年の夏の公園、
風の具合、
橋、
池、
その景は、
どうなったのか、
外はどうだったのか、
外は寒い、
外はどうだったのか、
もっと、どうだったのか、

草の上に浮遊するガスは、
空に鳥は、
冷たい石は、
枯葉は舞ったか、
本当に舞ったのを見たか、

空はどうだったのか、
何も判らない、
外は、空は、風は、雲は、草は、枯葉は、陽光は、
本当に、
どうだったのか、