kotoba日記                     小久保圭介

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板取

2008年12月04日 | 生活
緑の野に、
けぶるは、霧、
その発生は、
側溝の水から、の、蒸気、
が、
風にたなびき、緑草の上をおおう、
朝の景を、胸に宿し、
市役所の時計台の針、
信号の緑、赤、矢印の緑、横断歩道の白、

空は見てみると、雲がなく、快晴、
風もなし、小春日和、
上着を脱ぎ、汗さえ、

時がゆるやかにながれて、
友が来、
さざんかの傍らで、
読み入る詩、
そのまなざしに拍手、
「きれいな、まるで」
と友は、

板取という話に花が咲き、
胸躍る心地、
だが可能だろうか、
と、考、

朝、昼夜分の弁当をこしらえ、
夜もおかずは、おから、
お湯を飲み、
陽、落ちる、
街の灯、
イルミネーションの点滅、青、赤、白、緑、

明日は雨、
だから、
この暖かさ、
モンキイチョウが飛び、
僕らは枝を拾う、
土を掘るため、
土に立てるため、に。

縦と横の線のなかで、
生き物の線はまがっていた、

朝の静かの始まりと、
おから、二食分、シソを蒔いた白米、
昼の読書、の、快楽は「有頂天家族」、
夜の静かの終わりに、
板取。