カマキリ
青空
おにぎり
蜂の話をしたあと
自転車を漕ぎ
バス停の前の
木椅子まで
息を出し
息を入れ
眠るつもりが
本当に眠ってしまい
気がついた時
わたし
首を
がくんがくんと
前に落としていた
おそらく
マイクロバスか
ワゴン車は
停まって
いたはずなのに
まったくその音を聞いていない
強い眠りは
音を消し
目ざめると
ケータイの
タイマーが鳴っていた
青空
おにぎり
蜂の話をしたあと
自転車を漕ぎ
バス停の前の
木椅子まで
息を出し
息を入れ
眠るつもりが
本当に眠ってしまい
気がついた時
わたし
首を
がくんがくんと
前に落としていた
おそらく
マイクロバスか
ワゴン車は
停まって
いたはずなのに
まったくその音を聞いていない
強い眠りは
音を消し
目ざめると
ケータイの
タイマーが鳴っていた