kotoba日記                     小久保圭介

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たまらん本

2022年06月29日 | 生活

 

暑い

暑すぎる

ーーー

わたしの行動範囲は極めて狭い

病院(三か所)

八百屋

スーパー

図書館

以上

ここに住んで15年

もう年齢的に引っ越しはごめんです

だいたい引っ越し先は

大阪(二カ所)

東京(二カ所)

名古屋(五か所)

以上

あんがい

ネットがない時代は

どうしていたかというと

図書館

これが楽しい

静かだし

小学生の時から

文字は嫌いだったので

図鑑

それから

大阪府立図書館

憶えているのは

貴重な文献がある部屋は

荷物が持ちこめない

盗難防止

東京は江東図書館

宮前図書館

名古屋は

鶴舞図書館

県立図書館

北図書館

たまに西図書館に行くときもある

あと

愛知芸術文化センターでも

借りた時があった

ここがアート系が強かった

インテリ系は県図書

一般系は北図書館

だいたい

今時は他の図書館から

最寄りの北図書館に

取り寄せができて

予約ができて

「届いたよ」メールまで来る

いたれりつくせりである

最近はパンデミックも原因で

本棚を歩くことが減った

予約で時間がはぶける

けれど

本棚を歩くのが楽しい

本が呼ぶ

ということがあって

「読んでけろ」

と言うので

「うん」

と答えて

借りる

たいてい面白い

というわけで

図書館というのは

飽きがこない

楽しくはないけど

これだけ本があって

新刊も入って

生涯

これ全部読みたいと思っても

無理だよな

となる

それがたまらん

リクエストもたまにします

全部ただ

ーーー

500円あったら

何に使う?

という質問があって

「行き帰りのバス代に使います」

という娘さんがいた

「え」

「図書館にいけば無限に本があるから」

と答える

あれは感動した

殊勝な娘さんだこと

偉い

本は良い

なんとも良い

表紙を眺めているだけでいい

たまらないのは

鶴舞図書館の書庫にある本を

北図書館で受け取り

机の上に置いた時です

装丁が薄布だったりする

草野心平が書いた

『賢治』

これは赤い装丁で

薄布

たまらん

いつの本か知らぬけど

たまらん

まじで

たまらん

 


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