希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

ALS治療薬の承認了承 特定の遺伝子変異対象

2024年12月04日 | 医療

厚生労働省の専門部会は12月2日、米製薬企業バイオジェンが開発した難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」治療薬「トフェルセン」について、製造販売を承認することを了承した。

SOD1と呼ばれる遺伝子に変異がある患者が対象で、全体の約2%が該当する。

ALSは神経に障害が起き、筋肉がやせて徐々に体が動かせなくなる病気。

国内の推定患者数は1万人以上とされる。

原因は解明されておらず、根本治療法はない。

トフェルセンにはSOD1遺伝子が神経に有害なタンパク質を作るのを防ぎ、症状の進行を抑制する効果が期待されている。

米食品医薬品局(FDA)は2023年4月に迅速承認した。

日本ALS協会が早期の実用化を求めている。

専門部会では米イ上フイリリーの肥満症薬「チルゼパチド」や、近視の進行抑制を効能効果とする参天製薬の点眼薬「アトロピン硫酸塩水和物」の承認についても了承した。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 非課税贈与特例廃止へ 結婚... | トップ | 認知症「誰もがなり得る」 ... »

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事