米国務省高官は6月16日、記者団に対し、中国による南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島での岩礁埋め立てについて「停止すれば歓迎するが、中国は軍事拠点化を進める方針を明確にしている」と述べ、埋め立てだけでなく施設建設もやめるよう要求した。
高官は「周辺地域のほかの国はどこも中国による埋め立てを支持していない」とし、中国は地域の緊張緩和に逆行するような行動を取っていると批判。
6月23日からワシントンで開かれる「米中戦略・経済対話」で米政府が南シナ海問題を取り上げると明言した。
中国外務省は6月16日、埋め立ての関連工事を「近く完了させる」と発表。
埋め立て工患匹了後には軍事や海難救助のための施設を建設するとも宣言した。
中国の埋め立てを止められなかった軟弱な米国に施設建設を阻止することができるのだろうか。
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