NTTは11月1日、自社で開発した文章などを生成する人工知能(AI)サービスを、来年3月から金融機関など法人向けに提供開始すると発表した.
1980年から社内で研究を重ねていた言語処理技術を応用しており、先行する米オープンAIが開発した「チャットGPT」に比べ日本語対応に強みを持つ。
2027年に1千億円以上の売上高を目指すとしている。
NTTの生成AIの名称は「tsuzumi(鼓)」で、グループのNTTコミュニケーションズなどを通じ販売する。
日本語の複雑な言い回しや専門用語を的確に要約できるほか、図表やグラフなどを読み込ませて回答を得ることも可能だ。
英語にも対応する。
これまでの実証実験では、保険会社のコールセンターで通話内容を要約するケースや、病院で電子カルテの情報をデータベースに一元化するケースで高い実績を残した。
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