希望&夢

希望や夢あふれる社会になるといいな!
明日や将来のことを思うと、おもわずぼやいてしまいます。

介護 夜勤の16時間超え84% 慢性的に人手足りず

2021年03月04日 | 医療

2交代制シフトを取る介護施設のうち、夜勤者が16時間以上働いている所が84%に上ることが3月1日、日本医療労働組合連合会の調査で分かった。

慢性的な人手不足で余裕がなく、過酷な勤務形態の改善を求める声が現場の職員から出ている。

症状が重い要介護3以上の高齢者が入所する特別養護老人ホーム(特養)やリハビリを受ける介護老人保健施設(老健)などに2020年6月の実績を聞き、139施設から有効回答を得た。

2交代制シフトは112施設で、このうち94施設の夜勤が16時間以上の勤務だった。

多くの場合、夕方から翌朝まで働く。

勤務が16時間以上だったのは、サービス類型別に見ると老健が34、グループホームが23、特養が9。

3交代制ならば、8時間勤務のシフトを組むことが可能になる。

東京都内の特養で介護福祉士として働く福さんは、夜勤の際、2人で約50人を世話する。

入所者が病気などで救急搬送される際には1人が病院に付き添うため、残る1人が朝まで対応する。

2人とも休憩が取れない例も少なくない。

福さんは「日中の明るい時間帯に休もうとしても寝られず、生活のリズムが崩れる。 睡眠薬を飲む職員もいる」と深刻な状況を訴えた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新出生前診断相談窓口整備へ... | トップ | ウイグル協会 「何もしない... »

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事