希望&夢

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進む「本」離れ 「月0冊」33%

2017年06月26日 | 社会

漫画と雑誌を除いた本を1ヵ月に読む冊数が「0冊」の人が33%と、3人に1人の割合に上ることが、日本世論調査会が6月10日、11日両日に実施した「読書」に関する全国面接世論調査で分かった。

日本社会で進む「本離れ」の深刻さを裏付けた。

原因を「スマートフォンやゲームなどに費やす時間が増えた」とする回答が73%を占め、読書時間がスマホなどに奪われている実態も明らかに。

出版不況の中、特に雑誌の落ち込みが激しい理由を問うと、54%が「インターネットで得られる情報で間に合う」と答えた。

一方、読書が自分にとって必要かどうかについては「必要だ」(61%)、「どちらかといえば必要」(30%)で計91%に上り、時間は減っても読書を大切だと考える人は多数を占める。

また「魅力的な本が減った」ことを本離れの理由に挙げた人は5%にとどまった。

1ヵ月間に読む本の2位以下は「1冊」の30%、「2冊」の20%と続く。

1ヵ月間の本の購入金額は「0円」が33%、「千円未満」が31%。

紙の本と、スマホや専用端末など電子書籍の利用では「紙の本しか読まない」が61%、「紙の本が多い」が25%。

電子書籍を利用したことがある人は37%いた。

将来、電子書籍の市場規模が紙の本よりも大きくなるかどうかの予想では、「逆転すると思う」が50%で「逆転しない」の45%をやや上回った。

雑誌を読む際、「買う」人が57%。

一方で、立ち読みや飲食店で読むなど購入せずに済ませる人が27%。

読まない人も14%おり、苦境が浮き彫りになった。

本の入手先は「大型書店」が44%と最も多く、次いで「中小書店」(22%)、「インターネット書店」(9%)。

買わずに読む「図書館」「家族や知人」との回答は計12%だった。


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