スイーツさすらい 006 - 名古屋とは違うよ - 「御堀堂」の外郎（ういろう）

「ういろう」といえば名古屋が有名だが、実は山口県の名産でもある。名古屋のういろうが米粉に対し、山口はわらび粉を用いる。だから、食感がまるで違うし、そもそももうこの両者は別物といっていい。ちなみに山口のういろうを漢字で書くと、「外郎」になる。

大体、かみさんの実家に行くと、お土産として、この外郎を持たせてくれるし、かみさんは職場の土産に、これを選ぶ。一口サイズで、ちょうどいい。

一口食べるとその食感に驚くに違いない。滑らかだが、歯に意外な噛みごたえ感を与えてくれる。羊羹のような感覚とは違うのだ。

そしてもう一つ、外郎は甘いイメージがあるが、山口の外郎は甘さ控えめ。だから、意外に大人にも人気がある。

 

かみさんが言うには、外郎で一番売れているのが、「とうしろう」というお店らしい。今回、息子が買ってきたのは、「御堀堂」。何故、どうしてこのチョイス？

でも。うまいよ。

息子のチョイスだもの。