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居酒屋さすらい 1770 - ここの肉、常習性あり - 「韓国式焼肉 マヤクカルビ 金山店」(名古屋市熱田区波寄町)

2021-04-22 22:20:07 | 居酒屋さすらい ◆地方版

1年半ぶりの名古屋出張だが、それほど懐かしい気がしないのは何故だろう。

取材が終わり、もう1軒。不祥事を起こしたTタディーラーの本社に写真を撮りに。その本社は1年半前に行って画像を撮影したが、その時の写真を使えば、道義にもとるから、駅から25分かけて歩いた。往復50分。しかも、午前中も50分程度歩いたから、歩数は3万歩を超えているだろうと、スマホを見たら、まだまだ1.5万歩ちょっと。結構、くたびれた。

金山に戻り、さて酒でも飲むかとネットで検索すると、幾つもの立ち飲みがヒットした。「大黒」は名古屋で最も店舗数が多い立ち飲み屋と認識していたが、最近は「魚椿」も幅を利かせているらしい。名駅の太閤口にある本店はいい雰囲気で、あそこならリピートしたいと思った。ただ検索していくと、食べログ得点が異様に高い立ち飲み屋を見つけた。「大安」という店である。その得点3.66。これはちょっと見過ごせない。そこに行ってみることにした。

スマホを頼りに行ってみたが、店がどうにも見つからない。ちょっと路地に迷い込んでいると飲食店が見えてきた。やっと見つかったと安堵し、近くに行くと、どうも店名が違う。さて、もう一度界隈をぐるりと回るかと思ってその店を通り過ぎようとすると、「サワー190円」という提灯が目に飛び込んできた。安いなとは思ったが、まだ高得点の立ち飲みに行く気満々である。しかし、その刹那、雨脚がやや強くなるのである。傘は持っているが、どうにももう難儀だ。2万歩近くも歩いてくたくただし。サワー190円にひかれてその店に入ったのである。

店の名前は「マヤクカルビ」。韓国式焼肉の店らしい。

店内はそれほど広くはなく、ドラム缶のテーブルが幾つか。そのドラム缶は焼肉コンロが埋められ改造されている。さて、勝手が全く分からないぞ。しばし、メニュー表を熟読する。それによると、韓国の焼肉は牛よりも豚のハラミ「カルメギサル」がポピュラーなのだという。なるほど、まずはそこからか。その前に飲み物だな。

お店の人に、「サワー」の値段を確かめ、税抜き190円であるとの返事を貰って、2杯分発注。はじめはいちいち一杯ずつ頼むのが煩わしいから、一気に2杯分頼んだのだが、どうやらそれがポピュラーなオーダーの仕方だったようだ。一杯はタンブラーに、もう一杯分はやかんに入れられて出てきた。カットレモンがたくさんねじ込まれた「レモンサワー」だ。

最近よく思うのだが、この手の「レモンサワー」がやたらと多く見かけるのは気のせいだろうか。コロナ禍により、行き場のなくなったレモンが比較的安価に仕入れることが出来るのだろうか。ともあれ、その「レモンサワー」はレモンが濃厚で旨かった。ただ、レモンのせいで、酒の内容量はそれほど多くはない。190円だから、文句は言えないが。

お通しはその「カルメギサル」。まずはどんなものか、お手並み拝見。つまみに「もやしナムル」をオーダー。

コリアンBBQを名乗るくらいだからさすがにうまい。その「カルメギサル」は無料で出てくる玉ねぎスライスと特製ダレでいただく。これが、本当に激うま。肉の柔らかさといい、タレの旨さといい、これは素晴らしい。あまりにおいしいので、「カルメギサル」を一人前、追加した。

網の上にドカンと起き、ジュージューと焼ける音を聞きながら、ハサミで肉を切り落とす。トングで肉を転がして、そしてタレとオニスラでいただく。この一連の流れが心地よく忙しく、そのちょっとした労働の後に食べる肉がまた激うまい。

結局、「レモンサワー」を2杯分、おかわり。しかし、ホルモン焼きと「レモンサワー」って、何故にこんなによく合うのか。

実はまだまだ肉をいただきたかったが、この後、名古屋飯を食べるため、これにて終了。いつかまた、この店は再訪したいと思う。ここの肉、常習性あり。

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