「甲州屋」を出てS部長のいきつけとやら2軒目に向かう。
雨をついて浅草国際通りを北上し、六区の方へ。
ところが、お店の前に着くと店舗に灯はついてなかった。
こんな時に行きつけのバーかなんかあればいいのだが、そんな嗜みは持ち合わせてはいない。
「安酒場でもいいですか?」とS部長に了解を得て、向かったのは「ほていちゃん」。
「ほていちゃん」なら、気兼ねなくガブガブと飲めるし。
雨降りだからか、「ほていちゃん」は空いていた。
もちろん座飲みエリアに部長をお連れしポジション。
部長も自分も「チューハイ」をオーダーした。
こないだから、2回目のお店か続いている。
新宿「二軒め酒場」、さっきまでくつろいだ「甲州屋」、そしてこの浅草「ほていちゃん」も2回目の訪問だ。ただし、初訪問は立ち飲みだったが。
お店にはインド・アーリア系の人が働いている。日本語も上手でてきぱきと仕事をこなす。さて、何をいただこうかなと壁のメニューを見ると、なんだかカレーテイストの料理がたくさん紹介されている。
「鉄板つまみ目玉焼きカレーパスタ」(290円)、「インドカレー風牛煮込み」(450円)。
いつの間にこんなんできたんだ。
後で調べたのだが、「ほていちゃん」に来るのは2年半ぶり(「さんたろう」は除く)。その間、このメニューが出来たんだな。少なくとも、コロナで緊急事態宣言が出てても営業していた渋谷店にはなかった。改めてメニューを見ると、自分の知らない魅力的なメニューがいろいろある。
まずは無難なところで、「チューリップ」と「もつ煮込み」をオーダー。
インドカレー風は好き嫌いがあるから、とりあえずスルーした。
「ほていちゃん」の「チューリップ」と煮込みは自分の中の鉄板だ。とにかくハズレなし。
初めて新小岩の「ほていちゃん」を訪れた時、「晩杯屋」のコピーだとばかり思っていたが、いつしかその「晩杯屋」を超えていったような気がする。「ほていちやん」は上野に4店舗を作り、盤石な牙城を築く一方、「晩杯屋」はアメ横に進出できない。最近になってようやく、「晩杯屋」もアメ横に出店したのは、その焦りもあったのか。
ただ「晩杯屋」の強みは宝焼酎を使用している点、対する「ほていちゃん」の焼酎は謎で、自分は宝焼酎の方がいい。ただ、お料理のアイデアは「ほていちゃん」がぶっちぎりだ。ちなみにBP社のO社長は「ほていちゃん」の「チューハイ」を飲むと頭が痛くなるらしい。
「チューハイ」をおかわりしたところで、我慢できずに「鉄板つまみ目玉焼きカレーパスタ」をオーダー。
しばらくして、熱々の鉄板に炒められた焼きパスタとその上に目玉焼きがオンされたた料理が到着。これはこれはまさに自分好みのジャンクメニューだ。
まじでうまい。
最後、もう一杯ずつ、「チューハイ」をいただきお開きに。
お会計をしている際、キビキビした身のこなしで働くインド系(もしかするとインド人じゃないかも)をみて、この人がインドテイストのお料理を開発したのかしらと思った。そんな企業風土を「ほていちゃん」には感じる。
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