立ち飲みラリー京浜東北線編の北行は現在浦和。
終点の大宮まであと少しである。だが、終点までの最後の砦が浦和である。
ビッグシティだけに立ち飲み屋がたくさんある。
その手始めに訪ねたのが「モルガン」だった。
ホッピーのナカが選べる店であり、生ホッピーも用意されている。
和洋折衷の肴も充実していて、いい店である。
なにしろ、アイデアに富んだ飲み物と酒肴が面白い。
さて、浦和に行こうかと思ったその日、浦和在住の同僚T根にその話をすると、「自分も行きたい」という。
「立呑み屋 WA」という店に行くつもりとボクが言うと、「モルガン」に行ってみたいと言い始めた。
そっか、以前彼に浦和の立ち飲みの話をしているとき、「モルガンていう店、けっこういいよ」と吹聴したんだっけ。(前回訪問したモルガンの記事 http://blog.goo.ne.jp/kumaneko71/e/65291e7ba365740b79edc523ba4c0875)
そう言われたら行きたくもなるよな。
そうやってその日「モルガン」を再訪した。
店の基調は少し洒落ている。若い奴らの客が多く。たまにおっさんも交じる。
圧倒的にホワイトカラーが多い。
我々はカウンターのポジションについて、ボクらは「生ホッピー」(450円)をオーダーした。
店長のM山さんはいない。今夜は休みか、それとも辞めてしまったか。
T根はなんとなく落ち着かない感じだった。
「たきおか」と「晩杯屋」をこよなく愛する男には、この今どきの立ち飲み屋に居場所を見つけられないのか。
さて、肴をどうするか。
モルガン名物の「白だしのもつ煮」(380円)にするか。それとも浦和一大きいという「レバー」(160円)にするか。はたまた、肝臓に優しそうな「しじみおでん」(各110円)にするか。
おおいに悩んだが、T根が出した答えは、そのいずれでもなかった。
「ハラミ」(150円)に「焼き空豆」。
え?
何故?名物メニューを食べない?
例えばレバーとかさ。
「お兄ちゃん、レバー追加ね」。
ハラミ。
うん。大きい。意外と。
思ったよりも柔らかい。でも、ちょっと焼きにムラあり。
ボクは厳しいぞ。だって、成田の「寅屋」のハラミがボク基準だから。
レバー。
確かに大きい。もしかすると本当に浦和一なのかもしれない。これって独禁法に触れてるけれど。
う~ん。
でも、秋津の「野島」に比べると半分だ。
空豆。
まだ来ない。
T根といえば、どうやら「生ホッピー」に戸惑っているらしい。
「思っていたものよりもおいしくない」。
そうか。
「生ホッピー」に慣れてないか。こんなにおいしいのに。
結局、ボクらは「生ホッピー」×2、先述した肴×3で終了。
T根は隣にいる男性と赤羽の立ち飲み談義に花を咲かせている。
さぁ、次にいきましょう!
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