としまえんの「庭の湯」で、一風呂浴び、さぁ飲みに行くかと思っても、実はとしまえんの近くに適当な酒場はない。ましてや真昼間。立ち飲みどころか、開いてる店もそうそうない。池袋まで出ればなんとかなるが、それもつまらない。練馬なら、なんとかなるかなと歩いてみた。思いがけない収穫があるかなと期待したのだ。
練馬駅って、実は初めて来た。へぇ、意外に都会なんだ。駅北口を歩くと飲み屋街に出た。かなりの店が軒を連ねている。おっと、いきなり開いてる店が見つかった。
「春田屋」という店。そこそこ、お客さんを入っていて賑わっている。
カウンターに着座して、「金宮ホッピー」(480円)をオーダー。
串焼きは「ねぎま」(120円)×2、「ハラミ」(90円)×2をタレでオーダー。串焼きも安価だ。なるほど、この値段で昼飲みできるから、支持されてるのか。
「特製モツ煮豆腐」(300円)。値段、味ともまずまず及第点。
「金宮追加」250円。価格設定は妥当だ。
時刻は14時過ぎだが、店は満員。昼から飲む奴らが矢鱈と多い。自分もそのうちの一人だけど。
すると突然、雨が降ってきた。雨は瞬く間に、豪雨となり、土砂降りになった。ゲリラ豪雨である。外を歩いていた人たちが蜘蛛の子を散らすように走り去っていく。
困ったことになった。傘を持ってないので、暫く雨宿りするしかない。既に「金宮追加」を2杯していて、これで会計しようと思っていた。
仕方ない。
「チューハイ」(330円)を追加するか。
つまみは「鷄つくね」(180円)で。結果的に、この「つくね」が一番うまかった。粗挽きで、しかもジューシーで。
「チューハイ」を飲み終わる頃、雨はすっかり止んでいた。
会計、2,210円。安いじゃない。大衆酒場に相応しい値段設定。しかも昼飲み可。思わぬ掘り出し物に当たったみたい。
関西ではキンミヤ焼酎はあまり見掛けません。
キンミヤ崇拝は東京人だけかもしれません。
メニューにわざわざキンミヤを出すのは、ちょっといやらしいような気がします。