居酒屋さすらい 1437 - 本店でしか味わえないグルーヴ感 - 「増やま」（船橋市本町）

ようやく来ることができた。2年ぶり3度目の「増やま」。やっぱり、会社帰りに船橋に遠征するのは難しい。わざわざ出向くとしても秋葉原からは小岩くらいが限度。旧江戸川を渡るのは難儀だ。

この日は知り合いの葬儀に参列するため千葉県に。その帰り、船橋に降りて「増やま」に行った。

到着は18時50分。かろうじて、一人分の席が空いていた。コの字カウンターの縦面の列、ほぼ中央。

さて、まずは「ボール」と「肉豆腐」に「煮たまご」。

これこれ。これしかない。カウンター越しに見える大鍋から、美しく掬われた豆腐が運ばれてきた。豆腐が茶色がかっているのは、しっかり煮込まれた証拠。少しずつ、辛子をつけていただく。待ち焦がれていた味は堪らなくうまい。最高だ。

店は意外に若い連中が多い。だから活気がある。年配の常連は黙々と一人で飲む。 

「赤ウィンナー」（250円）。

これ、ボクのルーティン。

ウィンナーは一つだけタコ。

やっぱうまい。

 

立て続けに「ボール」をいただく。2杯、3杯。

あちゃぁ、今夜もピッチが早い。焼酎と炭酸の割合がちょうどよくて、すいすいと飲んでしまう。

結局、滞在40分で「ボール」4杯。これにて終了。2年ぶりの「増やま」は呆気なかったが、でも満足。近年、「増やま」は店舗を急速に増やしているが、やはり本店の雰囲気は独特。そのグルーヴ感が酒を旨くする。

やっぱりいい店だ。

「増やま」！