「ウッチャン」を出て、お決まりの「兆楽」へ。渋谷の楽しみは立ち飲みより、むしろ「兆楽」にあるともいえる。
カウンター席、入口を背にした中央部分に着席。この日はしっかり、「ルースー春雨」を「単品」で!とやや語気を強めてオーダーした。もちろん、「紹興酒」常温も忘れずに。
お店に入ったのが17時30分丁度。「紹興酒」は17時32分に、
その1分後「ルースー春雨」が出てきた。相変わらずの速さ。今日はカーネルおばさんは不在で、よく見るお父さんが鍋を振るっていた。
やっぱうまいな。「ルースー春雨」。
渋谷は今回を最後にしようと考えていたが、そうすると、「兆楽」にはもう来られないことになる。そこは自分としては不本意だった。立ち飲ラリーは今後山手線を北上していくが、そこで飲んで渋谷に戻るのは難儀。これはちょっと悩みどころである。それとも新たな地で新たな店を開拓していくべきか。
お店はまんぼう明け前だったが、そこそこ混んでいた。自分の左手、角のカウンターにいる20代と思われる女子は、瓶ビールを飲りながら餃子を食べている。いくら渋谷だからといっても、やはり違和感がある。ウチの娘もそれくらい逞しくなってほしいとも思うが、もし本当にそうなったら複雑な気持ちになると思う。
「紹興酒」が一本空いて、しばし考えた。もう一本いくか、それともこれで止めるか。ただ、しばらく渋谷に来られないならば、もう一本いっとこうかとも思い、「紹興酒」を追加。ついでに「餃子」も頼んでしまった。
「餃子」到着は17時58分。さて、いよいよ最後の〆にとりかかるかという段階で、もう一つのストーリーが進行していた。
怪鳥は恵比寿で仕事を終え、「17時45分位から渋谷でちょっと飲もうかなー、とパトロールしたんだがどこも混んでて辞めたんだー」となったらしい。
「鳥竹とか兆楽とか見たよ。天下寿司に入る寸前まで行ったけど辞めた」(怪鳥)。
怪鳥が「兆楽」の店内を除いたのが18時頃。自分が「餃子」をいただいていた時間だ。その時、恐らく自分の背中を見たはずである。まぁ、後ろ姿で人は認識しにくいし、まさか自分がいるとも思っていないはずだから、それはもう致し方あるまい。
ただ、渋谷最後の日に、偶然会った怪鳥と飲みたかったというのは正直な気持ちである。怪鳥とはもうかれこれ1年以上も飲んでないんじゃないかなぁ。
ただ、怪鳥とばったり会っても、この時点で自分は結構飲んでいたから、酒豪な怪鳥にはもう付き合えなかったかもしれない。
店内をチラッとしか見てないから発見出来ずでした。
うな鐵が第一候補だったんだが、休業してたんだよね。
まさかだよね。
これからはお互い店内をよく見よー。
結構、自分らが気づかないだけで、ニアミスってあるんじゃないかかな。
カウンターのお客さんがあと二人位少なかったら入店してたかな。
梅田で立ち飲んでます。既に2軒目。