今回も緊急事態宣言発出前のエピソード。
友人MJと「江戸っ子」へ。1年半ぶり。MJも言っていたが、「江戸っ子」には定期的に行きたくなる。お目当てはやはり、あの「ボール」。味、炭酸、酒の濃さ、どれをとっても、「江戸っ子」の「ボール」に勝る焼酎ハイボールはない。微かに色づくエキスと焼酎、ちょっと強めの炭酸の配合は氷なしのオリジナルブレンド。しかも辛口だから、もつ焼きに合う、合う。
これなんだよなぁ、下町の焼酎ハイボールって。由緒正しき、「ボール」の系譜。昔、3杯飲んだ時に、おばちゃんからストップをかけられたっけ。
「お兄さん、もう酔ってきたから、今日はおしまい」。
お店からそんなこと言われたのは後にも先にも、「江戸っ子」だけ。「源氏」が今を愉しむ禅的な酒場なら、「江戸っ子」は友達んチかな。昔のお母さんは厳しかった。友人も容赦なかったから。「もうやめとき!」って。「江戸っ子」で飲むマインドは、「源氏」と同じように「やすらぎの館」みたいな効果を感じるんだけど、お母さんが違う。「源氏」は理想のお母さん像だけど、「江戸っ子」は友人のお母さん。自ずと心構えが違うんだ。「江戸っ子」はわいわいやれるから。「源氏」だと、そうはいかない。
この日は、3杯飲んでも、4杯飲んでもストップはかからなかった。そんなに酔っているようには見えなかったからかな。
一回目の緊急事態宣言で、「江戸っ子」は感染対策として立ち飲みになったらしい。自分は後から、それを知り、気がつく頃には終わっていた。あぁ、ちょっと後悔。
さて、娘の受験が終わったら、「江戸っ子」には真っ先に行くかな。
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