![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/bd/19e42602d12f08eff21fcd1a05794fa4.jpg)
「ほていちゃん」を出て、さてどこかで〆るかなと思案した。有楽町駅だったら、幾つか町中華を知っているが、東京駅側はよく知らない。最悪、八重洲地下街で探そうかと思ってガード下を歩いていたら、何やらラーメンと書かれている看板を見つけた。
「ラーメン谷」?
それとも「谷ラーメン」?
縦書きの看板なのでよくわからない。ネットで調べると「谷ラーメン」とあるので、それに準じる。
お店の感じは随分長い間、営ってそうだし、ここは間違いない店だな。
そう思い、入ることにした。後で調べたら、お店は昭和42年創業。自分よりも歳上じゃないか。
店舗外にある食券機の前でしばし悩んだ。
ラーメン(700円)にするか、「チャーハン」(750円)にしようか。とりあえず、「氷結 レモン缶チューハイ」(400円)は決まっていたので、まずはボタンをオン。さて、メインはどうしようかと思いながら、「チャーハン」をオン。なんとなく米が食べたかった。
カウンターに座り、食券を提出すると、やがて出てきた「氷結」レモン。ビールはもう飲めないし、日本酒は中華に合わないし、消去法で「氷結」にしたのだが、普段はこういうのは飲まない。甘すぎて。
ともあれ、中華で飲む酒はなんでもうまい。
そして「チャーハン」が到着。
やや黒目の炒飯はところどころまだらになっている。ご飯は一粒一粒立っている。どたうやらしっとり系の炒飯だ。
まずは一口いただく。
うまい。
見た目でちょっと舐めてた。
これはうまい。
黒い炒飯には、よく中国のたまり醤油やオイスターソースを使うのをきく。谷ラーメンの「チャーハン」は真っ黒ではないが、やはり何某かの黒い調味料を入れているのか。
あっという間に食べ終えてしまった。まだ腹いっぱいではなく、ラーメンにも未練があったが、店主が店じまいの準備をしはじめた。時刻はまだ18時過ぎ。これから稼ぎ時じゃないのかしら。
自分が店を出たあと、すぐさまシャッターは閉められた。
これもまた不思議な縁。早く飲んだから出会えたお店。
帰り際に「食べログ」を見ると点数は3.61。
際立って高い。
次回は迷わずラーメンをいただこう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます