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BASEBALL馬鹿 BLOG

目指せ!独立リーグ 草野球日誌 ♯9 「スランプ」

2007-08-03 12:54:49 | 草野球日誌
 長いスランプが続いている。やはり、ふらいんぐふりーまん氏の言うように、練習サボって酒を飲む奴に勝利の女神は微笑まない、のかも。
 打率.800で好スタートをきった今季だが、7月29日のリーグ戦、対「炎のレッズ」戦で2タコ。気が付けば打率は.357に急落し、首位打者の座をM-6選手に明け渡した。
 ここ4試合の試合は惨憺たる結果だ。
 9打数1安打。打率.111。
 いや、遊びの野球だった怪鳥の試合を含めると、11打数の2安打、打率.182だ。
 この間の得点圏打率は6打数1安打。.167。チームに対して多大な迷惑を与えているのである。これでは、4番など務める資格もなかろう。
 
 この試合、傑作だったのは、練習サボって酒を飲むわたしが、珍しく前日に王子北口にあるバッティングセンターで3セットの打撃練習を行なったことである。
 フォームのチェックを中心に60球を打ち込んだ。
 バッティングマシンは映像タイプ型で、わたしは讀賣の上原浩司投手、ソフトバンクの和田毅投手からそれぞれ打ち、和田投手では右打席の練習もしっかりこなす入念ぶりだった。
 だが、慣れないことはしてはいけない。
 わたしの右手親指の付け根に大きなマメができ、しかも速攻で潰れて激痛が走るようになってしまったのだ。 
 そのときは、特に気にも留めていなかった。明日になれば、治っているだろう、と。
 だが、翌日になっても一向に痛みはひかなかったのである。
 しかし、そんなことを言い訳にしてはいけない。
 怪我をしたのは、自分が悪いのだ。

 試合が終わって、監督からメールが来た。
 わたしのバッティングの様子を撮影した動画ファイルが添付されていた。
 自分自身の動く様子をまじまじと見るのは恥ずかしいものだが、打撃フォームのチェックには大変役立つものである。
 このシーンは初回、2死3塁の場面で中飛に倒れたものだが、不振の原因がはっきりと打撃フォームにも表れている。

 ① 上体が開き気味でヒッチしている。
 ② スイングスピードが遅い。

 前回の当欄のコメントでわたしはN野選手に打撃フォームを滔々と説明した際、「グリップの位置ははじめからトップにある」と説明した。
 だが、この動画を見る限り、グリップは一度胸まで移動してから再びトップに向かう動きをしている。
 動きそのものに意味はなく、また、無駄なだけである。そのために、上体がヒッチしているものだから、どうしてもインパクトがブレる。
 だから、的確にボールを呼び込めていないし、球を正確に捉えられていない。

 そして、もうひとつがスイングスピードの問題だ。
軸足が右足にあるイチロー選手のように、バットにかなりの比重をかけてバットを振っていたつもりだったが、この動画を見る限り、並のバットスイングになっている。
 この打席、平凡な中飛だったが、打球はかなり上空高く飛んでおり、スイングスピードの鈍りなど微塵も感じなかったのだが…。
 何が原因か。
 体重増による体のキレの欠如と驕りだろう。
 酒量の増加によってお腹の周りが中年らしくなってきた。暑くなって、体は重い。だから、体はキレていない。
 そして、その気になればいつでも打てる、という慢心が、こうしたスランプの一因にあることも否めない。

 とりあえず、酒を断って、黙々と励むか。
 いや、酒はやっぱり止められない。
 やっぱ、ダメじゃん、オレ。

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6 コメント

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ど下手野球 (ふらいんぐふりーまん)
2007-08-03 16:21:33
しかできないところの俺が、動画を見た上で好き勝手に放言してみると、

○ スポーツに一番大切なのではと最近特に思う、動きのスムーズさに欠けている。

○ スタンスが若干小さいのでは?おっさんなら堂々とドデカイスタンスを取ろうじゃないか師よ。

○ インパクト辺りで重心が後ろ足に乗りすぎているような気がするんだが、これが打球の上がりに繋がってるんじゃ???

とまあ、こんなところが気になったよ。

なお、一番気になった(笑えた)のは、日頃酒漬けのメタボ予備軍!?の師が、猛然とダッシュしようとしている姿なんだけどね。(笑)
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ドキリ (熊猫刑事)
2007-08-03 21:10:17
タイトルだけ見てドキっとしたよ。
ど下手野球!と指差されたんじゃないかって。

しかし、なかなか師もいいとこつくね。
最初の「スムースさに欠ける」っていうのは、人それぞれの考え方なんだろうけれど。

スタンスと重心はその通りだよ。

そんで、スタンスなんだけれど、この動画はすでに始動している途中からのものだ。
だから、右足はもうタイミングを計って動いているんだよ。
構えた最初のスタンスはもっと広いよ。

それから、重心なんだけれど、まさにその通りだね。中学の部活のときに顧問によく怒られたよ。
「お前は長距離打者じゃないんだから」って。

ちなみに今季16打席まわってきて、グラウンダーの打球を打ったのは2回。1度は2塁ゴロ。もう一度は1,2塁間を抜く安打だ。

基本的にはミートして打球を遠くに飛ばすっていうのが、おいらの信条だね。
この動画を見ている限り、若干タイミングがずれてる。
重心の問題はそれが好きか、嫌いかだよ。たいした問題じゃないが、バッティングのメカニズムとしては、師の意見は間違っていないよ。

最後に、オレの全力疾走で笑っているようだが、今季はチーム2位の4盗塁を記録しているよ。
メタボ予備軍でもこれだけできるんだよ。
笑っていたら、いつか師が笑われるぞ。
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すまん師よ (ふらいんぐふりーまん)
2007-08-03 22:25:14
タイトルは投稿し終わってから改めてみた時に、「しまった!こりゃ師が見たらびっくりするぞ。」と思ったんだが後の祭り。このブログはコメントを後で編集できないのが良くないね。

なお、スムーズさに関しては「流れるように動く」と言うのが最近の自分のテーマなんでそう思ったんだけどヒッチ(どういう意味なのかネットで調べたよ。(笑))もまたスムーズさをスポイルする一因なのではないかと思った次第だ。

スタンスは既にバッティング動作の途中だったんだね。道理でやけにこじんまりしてると思ったよ。

あと、全力疾走だが、結構人が全力で走っているシーンって見ることがないでしょ?それで笑ってしまったんだが、俺の走りは多分今動画で撮ってもらったら、より笑える貧相なダッシュに違いないと思うよ。

なんせ、師のことを笑っていながら、既に怪人ボリックバラー(メタボリック腹)として、十分以上に笑われている現状だからね。(笑)
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ははは。 (熊猫刑事)
2007-08-04 14:23:47
タイトルは意図的じゃないのか。

コメントなどは、いつもケータイで見てて、タイトルが先に出るものだから今回は焦ったよ。



さて、師の流れる動作という心がけは参考にさせてもらうよ。しかし、こういうのって無意識のうちに出るもんじゃないのか?

やはり、どれだけ力を抜いてリラックスできるかが流れる動作を行える鍵じゃないかな。



最近、めっきり膝が固くなったなと自分自身思うよ。やっぱ老化は関節からくると思う。関節が固くなるから、身のこなしもおっさん臭くなるような気がするよ。

歳を取ると、ある程度、理論が分かるようになるけれど、体は衰えているんだよね。

桑田真澄投手を見習わないとね。
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ついに (M-6)
2007-08-07 12:30:52
捕らえましたぞ、熊猫刑事!!
このまま3代目貰います。
さて、動画の感想ですが、まずグリップの位置ですが
確かに動き自体には意味は無いかも知れませんが無意識にタイミングを腕で取っていると思われます。外国人プレイヤーに多く見られると記憶してますが、この時の打球もセンター方向に飛んでますので、タイミングは合っていますよね。特に気にする必要は無いと思いますよ。
気になったのは踏み込みの右足ですね。結果的には身体が開いてしまっていると思います。それが、踏み込んだ右足が外側に傾いてしまっているからなのか、身体が開いて右足が外側に向いてしまうのかは分かりませんが・・・。どちらにせよ踏み込みがしっかり出来ていないので打球に伸びが無いのだと思います。

長々と失礼しました。
首位打者争い、熱くしましょう!!
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今度は (熊猫刑事)
2007-08-07 13:19:30
わたしが挑戦者!
M-6選手にぴったりついていきますよ~。
レベルの高い首位打者争いにしましょう。
打率.400以上で。

ガンガン打てば、勝利も近づきますぜ!

とりあえず、暑い8月中には試合はなさそう。
涼しくなったらおじさん、また打ちまくりますよ!

アドバイスありがとう。
体が開くのは昔からだよ。
右足が外側に向いているっていうのは的確なご意見かも。
膝が割れているっていう感じはあるね。

やっぱ、練習だよね。
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