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居酒屋放浪記・月間アワード October

2009-06-23 21:53:32 | 居酒屋放浪記アワード
■ 居酒屋放浪記NO.0249 -親子2代(?)のほのぼの居酒屋- 「松崎屋」(東大阪市西鴻池町)

■ 居酒屋放浪記NO.0250 -オープン初日、全てが100円!- 「立ちのみ 葵」(港区西新橋)

■ 居酒屋放浪記NO.0251 -『特製チュウハイ』について- 「大衆酒場 一福」(北区王子)

■ 居酒屋放浪記NO.0252 -野菜の旨さは東京の比でない- 「立ち呑み処 はっぴぃ」(成田市花崎町)

■ 居酒屋放浪記NO.0253 - 生牡蠣と秋蕎麦- 「手打ちそば・食彩酒処 凪」(港区浜松町)


【煮込みオブザマンス】
「一福」と「はっぴぃ」、どちらの煮込みもおいしく頂けた。
金額は前者が400円で後者が300円。
味の大差は大きく感じられなかったが、仕込み時の量は圧倒的に前者が多いと思われる。同店の看板には「煮込み」の文字が記されており、自慢の一品であることが窺われる。したがって、08年10月の「煮込み」キングは「一福」とした。

【MV一品】
こだわりの仕入れと手間暇を惜しまない仕込みをかけたものにはやかりかなわない。
本来は大衆酒場で安くて旨いものを発掘する目的があるこの賞だが、やはりいくらかお金をかければ、大概はそっちに軍配が上がってしまうのが現実だ。
しかし、そうはいいながらも旨いのは旨い訳だし、手間暇かけた仕事がその料理に垣間見られれば、それは間違うことなく最高の一品だ。
したがって、08年10月のMV一品は断トツ!対抗馬なしで「凪の天せいろ」である。
 蕎麦粉の8割が輸入ものの中、国産にこだわり、且つ自ら打って客にもてなす。 こうした蕎麦屋は今や決して珍しくはないが、それを実際に食べてみるとそこに至るプロセスが決して平坦な道のりでなかったことに気づくはず。
 料理人の気概と魂をこの蕎麦に見た気がした。

【居酒屋アワード】
 「松崎屋」「一福」はいわゆる大衆居酒屋。一方「凪」は値段こそそれほど高くはないがいわゆる一般的な大衆とは一線を画す。肩肘張らないところでやはり大衆居酒屋がわたしは好きだ。
 では、「松崎屋」と「一福」のどちらに軍配を上げるか。非常に悩む。
 あとは人の問題か。「松崎屋」のお兄ちゃんの軽いノリとオヤジさんの寡黙な仕事で店内はほどよい調和がとれている。
 たとえ関東の客でも寂しい思いはしないと思う。
 一方、「一福」のオヤジはちょっと一癖ありそう。浜田新郎さんの「居酒屋礼賛」にも登場しているが、やはり少し排他的な空気を醸す。よってこの勝負、魚介類も豊富で大衆居酒屋の王道を行く「松崎屋」に軍配!




【立ち飲みアワード】
 「葵」と「はっぴぃ」の一騎打ち。
 「葵」は開店初日にお邪魔したが、食券の販売機の不具合があるなど、やはりいくらか混乱した。
 一方の「はっぴぃ」は酒肴を300円で揃えて安価な立ち飲みの本流をいく。
 おばちゃんの気さくなトークも面白く、「また立ち寄りたい」と思わせる店だ。「樽生」と書かれた飲み物は恐らく「ビール」ではないだろうが、それでも正直に品書きに記してあるのでそれはそれでいいと思う。一杯が300円なのだから。
したがって「はっぴぃ」を08年10月の月間立ち飲みアワードに推す。



【ビールシェア】
いよいよ佳境を迎えた居酒屋アワードだが、ここに来てビールシェアは大混戦の模様を呈してきた。
キリンが2ポイントを獲得してアサヒ混戦模様を演出している。もしかしてもしかするかも。サッポロが逃げ切り連続Vを達成するか。それともアサヒが実際のシェア通りに優勝をさらうか。
それともキリンが奇跡の逆転Vを成し遂げるか。残された月は2ヶ月のみ。

-10月単月-
サッポロ  2軒 66.7%
キリン   2軒 66.7%
アサヒ   1軒 33.3%
(注:対象となった店舗は3軒)

-今季通算-
サッポロ  26軒 37.7%
アサヒ   24軒 34.8%
キリン   21軒 30.4%
サントリー 8軒 11.6%
飛騨高山ビール 1軒 1.4%
(N=69軒)
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