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居酒屋さすらい 0468 - ちょいと疑問の洋風立ち飲み - 「立ち呑み 一寸や(ちょいとや)」(中央区八重洲)

2011-09-05 13:00:40 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋
東京駅八重洲。まだまだ見知らぬ立ち飲み屋があるだろうと踏んでいたら、案の定簡単に見つかった。
「一寸や」と書いて「ちょいとや」と読むらしい。赤提灯のオヤジ系ではなく、40代前後をターゲットに置いたスタイルの立ち飲み屋という風情である。雰囲気的には恵比寿の「buri」に似てなくもない。大きな楕円のカウンターに洋楽ポップスがBGMで流れる。大画面テレビがあって、あくまで今風だ。
道路側は一面ガラス張り。外から丸見えの店内はちょっと落ち着かない。

まずは生ビール。スーパードライが390円。わたしの持論である「400-10」理論を実践しており、値段設定は頑張ってるなと感心させてくれる。ちなみに、麒麟端麗の缶(320円)も置いてあるらしく、この点では気配りが垣間見られる。
つまみは「牛もつ煮込み」(530円)。およそ「煮込み」を盛る器に相応しくないもので運ばれたそれは値段設定の高さに驚きつつ、はじめから七味唐辛子がわんさとかけられているのにも、やはり熊猫は驚くのである。おいおい。勝手にかけるなよなぁ。
で、味はどうかといえば、汁の少ない煮込みはやや甘辛く、どうにもこうにも満足できるものではなかった。

さて、ビールをやっつけて、いざ出陣!
だが、飲み物の豊富さに少し躊躇する。豊富なのは焼酎とモルト系。下火になりつつあるとはいえ、まだハイボールが全盛の感である。
さて、ホッピーを頼もうかと、女性店員を目で追うのだが、店員は構えておらず、タイミングがとりづらい。客はわたしともうひとり、50歳代と思われるおっさんの計2人なのだが、間合いがとれないのだ。
なんとかホッピー(390円)を頼むのだが、どうにもこの女性店員の態度が好ましくない。いかにも対応が事務的で、癒しを求めて飲むお酒が、何故か気を使わなくてはいけない状況になっているのだ。
ともあれ、ホッピーの値段は及第点。ナカの金額が200円という配分は気になるが、八重洲の一等地なら、この値段はOKだろう。ホッピーは2冷。これもまぁ、妥当と思う。

お店の料理は「おでん」と「串揚げ」がメインの様子。
これが、ちょっと節操ないなとも思わせるのだが、ある程度世論に迎合しなければ、飲食店て難しいだろうから、これも仕方ないことだと思う。
メニューを繰って、気になったものが「今治風やきとり」(480円)。
串に刺されていないそれは、赤みがかったタレが特徴的な一品だ。今治とは香川県の今治のことだろうか。
早速、口に運んでみると、やはりやや甘辛い。西のほうの焼き鳥の特長に甘辛さがあることを聞いたことがあるが、まさにそれ。どうやら、西の文化を持つお店のようだ。

肴の値段設定に疑問が残るものの、お店自体はなんとか楽しめた。女性店員の態度に問題も感じたが、それはたった1回の訪問では判断できない。だけど、リピートしようとは思えなかった。東京駅近辺に多い、洋風かぶれの立ち飲み屋はちょっと落ち着かないんだよなぁ。
ちなみに会計は最後に支払うスタイル。
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