「ガパオライス」とともに人気の高いタイメシ、「カオマンガイ」。なんだか無性に食べたくなる時がある。渋谷とかに専門店があるけど、「ガパオライス」ほどメジャーじゃない。「海南鶏飯」という呼称もあるけど、マレーシアやシンガポールで食べられている、これらはまた別物のような気がする。タイの「カオマンガイ」は完全にぶっかけだ。
過去に一度、「カオマンガイ」を作ったことがある。もう何年も前のことだ。「kuma-chang レシピ」では掲載しなかったから余程出来が悪かったのだろう。今回も見栄えが悪い。味はまぁまぁだったが、決定的な教訓として、全て炊飯器で済ませてはいけないということ。今回、参考にしたレシピはこれ。
https://cookpad.com/recipe/4173617
そう、「クックパッド」。要は炊飯器でご飯も鶏も同時に炊いちゃおうというのが、このレシピの特徴だ。最近は、検索するとかなり炊飯器で作る「カオマンガイ」がヒットするから、手軽さが受けているのだろう。確かにスイッチポンで楽チンだ。だが、大きな欠点がある。ご飯が鶏の脂まみれになってふんわり感が損なわれてしまうのだ。これは致命的なウィークポイント。鶏とご飯は絶対別々に調理すべきだと思う。また、炊飯器だと鶏にとって炊きすぎてしまいがち。ホロホロを通り越し、身がすぐに崩れてしまう。だから、見栄えも、この通りすこぶる悪い。
ただ、味はそれほど悪くはなかっただけに惜しいなって思う。ただ、ふっくらしたご飯はこの料理の生命線だ。だから、そこは譲れない。
楽して作るのは決して悪いけどではないけど、やっぱり仕上がりに関わってくるところはしっかりやらないと。「カオマンガイ」のいいレシピにいつか出会えることを信じて、もう少し鍛練を積もうかな。
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