「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋放浪記 0333 - オペレーションに問題あり! - 「恵比寿一丁目」(渋谷区恵比寿)

2010-04-16 17:59:38 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋
 恵比寿は立ち飲み屋の宝庫だ。
 しかも、おしゃれ系の立ち飲みが多い。

 夏のある日、D栄広告社に見本誌を届けた際、なんとD栄のい2件隣に酒場がオープンしていた。
 「恵比寿一丁目」と書いてあり、店舗の前で女性の店員が客引きをしている。
 よく見ると立ち飲み屋だった。
 どうやら、まだオープン間もない店の様子。客引きに熱心である。

 そこで、ちょっと立ち寄ってみた。
 17時ちょうど。
 客は誰もおらず、わたしが一番乗り。

 店の手前が樽をテーブルに見立てた立ち飲みスペース。
 店の奥が厨房とカウンターだ。

 わたしはカウンターに案内され、速攻で生ビールを頼んだ。
 ビールはスーパードライ。
 しかし、恵比寿においてスーパードライを出すとはずいぶんと度胸がいい。
 もっとも、ビールのラインナップには「ヱビス」も置いてあるが、メインビールはあくまでスパードライの様子。

 これが400円。
 わたしは常々90円のマジック説を唱えている。
 つまり、ものの値段はでき得る限り、大台を割ったほうが勝ちだ。
 400円にするなら390円。
 10円を儲けるよりも安いと認知させる効果のほうが店側のメリットは高いはずだ。

 ぐびっと一口飲んでみる。
 「ぬるいっ!」。
 おいおい、夏の夕方に仕事を終えて酒場に着いた客に対し、ぬるいビールを飲ませるとはどういう店なんだ。
 少しぬる気味ならまだ許せるが、真剣にぬるいのだ。

 つまみに取ったのが「牛すじ煮込み」(400円)。
 赤味噌ベースのこってり系だ。
 だが、これもまたぬるいのだ。

 注文してから待つこと10分。
 なにしろ、厨房を前にしたカウンターで飲んでいるから、調理の作業を逐一見ることができる。
 その段取りの悪さといったら、もうイラっとくるほど。

 ビールを飲み干して「酎ハイ」を頼む。
 どうやらホッピーはない模様。
 そこで、「酎ハイ」を頼んだのだが、中味は「大五郎」。
 それも客の前でペットボトルの「大五郎」を注ぐものだから、あまりいい気がしない。

 店は焼き物中心の店で一本から注文できる点は評価できるが、なにしろ店としてのオペレーションに問題がありすぎる。
 あまり、楽しい店でもないので、早々に帰ろうと会計してもらったら、会計は1050円という。

 安いなと思ってよく考えると、どうやら「煮込み」の料金を取り忘れた模様。
 オペレーション悪すぎだが、結果的には少し得した。

 こんな店だが、やはりというか案の定というか、速攻で店のあった場所は更地になっていた。
 それに気がついたのが、今年1月。
 ということは半年も持たなかったということ。

 サッポロに睨まれたか、ビールがぬるいのが駄目だったか。
 まぁ、一事が万事ということでしょうな。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さらばキムタク、本当のさよ... | トップ | 居酒屋放浪記 0334 - 立ち飲... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
寂しくなります (でん爺)
2010-04-17 13:51:45
お久しぶりです
私の会社が、この4月に吸収合併され、私の仕事が変わり暇になりました。
そこで色々考えて、仕事を変わる事にしました。
住まいも江東区から離れ、兵庫県の山の中に移ることにします。
下町でなくなるので、別のブログを考えています。

東京を離れるのは寂しく、残念です。引越しまであと12日です。
新しいブログを立ち上げたら、また連絡します。
ではそのときまで
返信する
えっ! (熊猫刑事)
2010-04-17 21:50:18
ホントですか?

でん爺さんとはまだ一度もお会いしたことがなく、いつかは一献できるかと思っていましたが。

あるいは、神宮や東京ドームでカープの試合をご一緒できるかと。

でん爺さんの今後のご活躍をお祈りしております。

次のブログも酒に関連したものがいいですね。

是非、ご連絡下さい。待っていますよ。
返信する

コメントを投稿