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すごい久々のホッピー研究会。前回研究会がいつだったか、ちょっと覚えがない。
今回の会場はホピ研怪鳥イチ押しの店「吉乃川酒蔵」である。何やら雰囲気が素晴らしいらしい。研究会の趣旨に合致したまさに大衆酒場だそうである。
そこで、有楽町に赴いてみると、ほんとだ。JRのガード下に暗い看板と古い暖簾の店を見つけた。
もうこれだけで充分である。これだけでお腹いっぱいである。居酒屋界の重文といってもいい。
格子戸の向こうにやや薄暗い灯りがついている。さて、果たして、この戸の向こうにどんな世界が待っているのか。この居酒屋を訪ねるドキドキ感はたまらない。
格子戸を引くと、極めて古ぼけたややたてつけの悪い音とともに開けた世界は、まさに高度経済成長下の日本。
気のせいか、視野はセピア色だ。
怪鳥は開けるなり「お!空いているよ」と小躍りしている。ちょうど戸の手前の2人掛け用のテーブルが空いているのだ。
時刻は19時を回ったところ。この時間に来て座れるというのは、どうやら相当にラッキーらしい。
同店は有楽町でも有数の人気店。すぐに満席になることで有名だという。
何が同店の魅力なのか。
ビール550円、生ビールは450円。この一等地でこの値段は頑張っていると思う。
「もろきうり」が300円、「エシャレット」が350円は安い!一方、「いか納豆」400円、「タヌキ豆腐」500円、「鮪刺身」が700円と他の料理はそこそこの値段。
でも隣の席のおじさんが食べている「鮪刺身」をみると、このネタはすごかった。
おおトロではないかと思えるほどの見事な霜降り。これで700円なら安いかもなと思った。
さて、我々が頼んだのは瓶ビール。ラガーである。ちなみに生はサッポロ。ダブルネームっていうのが客のニーズを吸い上げていると感じる。
つまみは「タヌキ豆腐」。これが本当にうまかった。
実は「タヌキ豆腐」なるものを食べたことがなかったのだが、これが実においしかった。基本的にうどんとか蕎麦とか好きだから、こうして食べるのは何よりも贅沢だなと思うところ。この後「タヌキ豆腐」にハマっちゃって、メニューにこれがあると、必ず頼むようになった。
もう一品が「トマト」(350円)。まぁ、これには何も感動は覚えなかったが。
この店が今も人気店である理由は、変わらないスタイルだと思う。
最近の居酒屋チェーン店に行くと、創作料理もどきばかりで、やたらと名称が長く、味も化調をガンガン加えたものばかりのような気がするが、「吉乃川酒蔵」は料理は常にシンプル。まさに居酒屋料理といったものが並ぶ。
「やきとり」(380円)「酢の物」(500円)、「おひたし」(400円)「煮もの」「山かけ」(400円)と並ぶ。実にシンプルではないか!多くても4文字。そして、古き日本人の常食ばかりである。やっぱり、こういう肴で酒を飲むのが本当の愉しみってやつなんだと思う。
もちろん、酒は新潟の名酒「吉乃川」で。
これが小瓶で300円。
いやはや、これが何よりの基準ではないか。とにかく肴がうまくて、酒が安いってことなんだな。
久々に重量感のある酒場に行ったことを実感できた店だった。
今回の会場はホピ研怪鳥イチ押しの店「吉乃川酒蔵」である。何やら雰囲気が素晴らしいらしい。研究会の趣旨に合致したまさに大衆酒場だそうである。
そこで、有楽町に赴いてみると、ほんとだ。JRのガード下に暗い看板と古い暖簾の店を見つけた。
もうこれだけで充分である。これだけでお腹いっぱいである。居酒屋界の重文といってもいい。
格子戸の向こうにやや薄暗い灯りがついている。さて、果たして、この戸の向こうにどんな世界が待っているのか。この居酒屋を訪ねるドキドキ感はたまらない。
格子戸を引くと、極めて古ぼけたややたてつけの悪い音とともに開けた世界は、まさに高度経済成長下の日本。
気のせいか、視野はセピア色だ。
怪鳥は開けるなり「お!空いているよ」と小躍りしている。ちょうど戸の手前の2人掛け用のテーブルが空いているのだ。
時刻は19時を回ったところ。この時間に来て座れるというのは、どうやら相当にラッキーらしい。
同店は有楽町でも有数の人気店。すぐに満席になることで有名だという。
何が同店の魅力なのか。
ビール550円、生ビールは450円。この一等地でこの値段は頑張っていると思う。
「もろきうり」が300円、「エシャレット」が350円は安い!一方、「いか納豆」400円、「タヌキ豆腐」500円、「鮪刺身」が700円と他の料理はそこそこの値段。
でも隣の席のおじさんが食べている「鮪刺身」をみると、このネタはすごかった。
おおトロではないかと思えるほどの見事な霜降り。これで700円なら安いかもなと思った。
さて、我々が頼んだのは瓶ビール。ラガーである。ちなみに生はサッポロ。ダブルネームっていうのが客のニーズを吸い上げていると感じる。
つまみは「タヌキ豆腐」。これが本当にうまかった。
実は「タヌキ豆腐」なるものを食べたことがなかったのだが、これが実においしかった。基本的にうどんとか蕎麦とか好きだから、こうして食べるのは何よりも贅沢だなと思うところ。この後「タヌキ豆腐」にハマっちゃって、メニューにこれがあると、必ず頼むようになった。
もう一品が「トマト」(350円)。まぁ、これには何も感動は覚えなかったが。
この店が今も人気店である理由は、変わらないスタイルだと思う。
最近の居酒屋チェーン店に行くと、創作料理もどきばかりで、やたらと名称が長く、味も化調をガンガン加えたものばかりのような気がするが、「吉乃川酒蔵」は料理は常にシンプル。まさに居酒屋料理といったものが並ぶ。
「やきとり」(380円)「酢の物」(500円)、「おひたし」(400円)「煮もの」「山かけ」(400円)と並ぶ。実にシンプルではないか!多くても4文字。そして、古き日本人の常食ばかりである。やっぱり、こういう肴で酒を飲むのが本当の愉しみってやつなんだと思う。
もちろん、酒は新潟の名酒「吉乃川」で。
これが小瓶で300円。
いやはや、これが何よりの基準ではないか。とにかく肴がうまくて、酒が安いってことなんだな。
久々に重量感のある酒場に行ったことを実感できた店だった。
なかなか追いつけない。
いい店だね。ホッとするよ。
板さんも仕事しているって感じだよね。
古きよき料理もいいね。創作系料理なんてどうでもいいって感じだよ。
人間、基本に戻っていくというのを感じたね。この酒肴は日本人のDNAに刻まれた味なんだな。
ところで、アメ横に馬鹿でかい「大統領」がオープンしたね。
昨日、ちょっと行ってみた。日曜日なのに大繁盛だったよ。