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例によって、S和大学病院の帰り。
大井町に、まだ見ぬ立ち飲み屋があると人から聞いた。「晩杯屋 ゼームス坂上店」より、もう少し東。商店街の中。位置的には、大井町の飲食店街中心部より外れている。
早速、行ってみると、白い暖簾にアラビア数字の8が鮮やかに染められている。店の名前は「8」。
会社の近所に、漢数字の「末広町 八」という店があった。アラビア数字だけの店名は、「居酒屋さすらい」史上初めてである。
店内はやや暗く、一見してラグジュアリーな店だということが分かる。この大井町で、ラグジュアリー感のある店は、ちょっと場違いだ。
L字カウンターの角にポジショニングした。
メニューを眺めると、「8サワー」(380円)なる、ドリンクが目に飛び込んできた。きっと、同店の看板サワーなのだろう。
「8サワー」の外見は、「チューハイ」。一口飲んでみると、爽やかな味わいがする、どうやら、柑橘類をしぼったサワーのようだ。
ボクが驚いたのは、お通し。マスカットが3粒添えられた。果物がお通しに出てきたのは、「居酒屋さすらい」は、もちろん、熊猫の人生で初めてである。
つまみは「8塩煮込み」。文字通り、塩味の煮込みで、ボリュームはややあるが480円と、立ち飲みとしはなかなか高額だ。スープは上品で、白こんにゃくが特徴的。確かにおいしいのだが、高価だから当然という気もする。決して手放しでは、喜べない。
「8サワー」を飲み干して、「ホッピー 白」に移行した。エグゼクティブな店だが、しっかり「ホッピー」をラインナップしているところがいい。
マドラーもオサレ。
ボクの隣に立つ、一人飲みのおっさん。「ポテトサラダ」を食べながら、厨房のお兄さんに話しかけている。
「このコリコリした食感の肉は何?」と、おっさんが、お兄さんにポテサラを至近距離で見せて、質問している。すると、お兄さんは、「いぶりがっこですよ」という。「だよね~。いぶりがっこだよね」と追随する。
調子のいい奴だった。よくよくメニューをみると、ポテトサラダは、「からすみといぶりがっこのポテトサラダ」と銘打っているじゃないか。よく読めよ。
しかし、このポテサラも高い。一皿480円て、どうなんだ。
高級感のある店は得意ではない。がぶがぶ飲めないし、ついつい価格を気にしてしまう。
そこで、ボクは最後の一品をオーダーした。「パクチーサラダ」。
しゃきしゃきのパクチーがうまい。
最近は、値段高めの立ち飲みが増えてきた。立ち飲みも多様化している。
しかし、大井町には、いろんな立ち飲みがある。
角打ちあり、肉屋系あり、チェーン店あり、そして高級系。
それはそれで楽しいし、飲みスポットとしての価値も高い。
拙ブログで、バックパッカー時代の頃をまとめたものを書いていますが、時々違う国で以前会った人と再会したりします。同じようなルートを辿っている人なら、そんなことも珍しくないのですが、予測もしない場所でばったり会うとびっくりです。
計画的に行くとなると白けますから。
流れですよね。
偶然の形でニアミスになると、なんとなく嬉しいものです。
「鳥勝」さん自粛となると「秋元屋」さんに行かれるでしょうか。
行かねばならないと思うところが増えて、実はまだどこにも行けてないです。
とりあえず鳥勝はしばらく自粛します。
あ、でも今月中に行かないとボトル流れちゃうんだよなぁ。
いつか、「鳥勝」さんでも、本当のニアミスが叶えばいいなと思ってます。
だとしたら同じ日の同じ時間帯にこっちは鳥勝で飲んでて、その後、転倒→救急搬送で東京品川病院に搬送と言う妙なニアミスしたみたいですw