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BASEBALL馬鹿 BLOG

曙太郎への伝言

2005-01-03 21:08:56 | Weblog
  体重差139kg。そのとき曙は舞の海との取り組みを思い返したか。対峙するホイス・グレイシーに対して得意の突き押しにうってでなかった。せっかく、かつて負け続けた5戦と異なり、初めての総合ルールで行われたにも関わらず、何故、曙は自信の得意のスタイルでチャレンジしていかなかったのか。
  ちょうど、一年前のボブ・サップ戦で「打ち揚げられた鯨のように」(藤島大氏「東京新聞コラム」より)醜態を晒して以来、その後、武蔵、張慶軍、ルーファス、ボンヤスキーにことごとく負け続け、大相撲64代横綱としてのプライドは泡と消えたか?
  かつて憎らしいくらいの三白眼で仕切りを見せた眼光の鋭さはどこへ行ってしまったのか?愚かしいくらいの突き押しの電車道で相手に相撲を取らせなかった脅威の立会いはどこへ消えてしまったのか?
四角いリングに戸惑う時間は既に終わった。相手に合わせる闘いではなく、得意な形で勝負する曙に期待したい。
  「柔よく剛を制す」。04年を締めくくるK1ラストゲームはホイスの巧さを褒めるべきだろう。
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