小田急線の複々線化による駅の改装まで、代々木八幡駅には駅蕎麦があった。商店街側の改札の脇にあった「八幡そば」は、その店名から判断すると独立系の駅蕎麦だったと思う。しかし、駅のリニューアルとともに店は姿を消した。実は一度だけ、「八幡そば」に入ったことがある。駅蕎麦が姿を消していく中、ほぼ直感的に入ってみたのだ。
そして、食券機の前に立ち、これも直感的に「かき揚げそば」（440円）のボタンを押したのだ。
やがて出てきた丼に仰天した。
丼の半分以上の面積のかき揚げ、そしてわかめにねぎ。ほとんどそばが見えない。しかも、このかき揚げが抜群に旨かった。たまねぎたっぷりのかき揚げは衣とたまねぎの甘みが充分。つゆに甘みが浸透していく。
旨い。
つゆがかき揚げに浸って、柔らかくなる。東海林さだおさん風に言えば、「もろもろ」になる。
これ、至宝のかき揚げだ。
だが、このかき揚げももう食べることは出来ない。
確かに、小田急線は便利になり、駅もきれいになった。けれど、至宝のかき揚げを提供する駅蕎麦はひっそりと店を畳んだ。
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小田急線はよく利用するので（本日も乗車予定）途中下車しようと思えばできたのですが。
上大岡はですねぇ。
味のある本店が稼働停止になって、駅チカにあるビル２階の４号店バルに移転、そこが本店になったんですよ。
そこにマスターもジュニアもいるんだけど、移転の事情が聞けないくらいにバタバタでした。全くゼロからのスタートになったんです。
さて、どうやってＵＰしようかなぁってなもんです。
あぁ、営業はされているのですね。一瞬、お店が閉まったのかと思いました。
しかし、一体どういう事情でしょうか。あの古民家が取り壊しとか。数か月前に、スタッフさんらが集団で辞めてしまったことと関係があるのかとか。
いろいろ気になりますね。
しかし、バル風のお店が本店になっってしまったら、全く違う店になっちゃった感じですね。