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居酒屋さすらい 0489 - 「鶴齢」と絶妙な天ぷらで - 「天ぷら 豊樹」(品川区北品川)

2011-11-20 10:10:52 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
昼間は100円台の酒肴がメインの立ち飲み屋「晩杯屋」、しかし夜は一転してちょっと高めの天ぷら屋さんで過ごした。
東海道最初の宿場町、品川宿の「豊樹」である。
白い暖簾が清々しく、品川宿にはない重厚な店構えに少し圧倒されるものの、お店はそれほど緊張感に包まれたものではない。
1階はカウンターのみ。店は清潔で厳粛な印象を与えるものの、居心地は悪くない。

まずは、ビール。
瓶ビールはスーパードライ。一体いくらするのか、そんな野暮なことはできず、値段は不明。
グラスは冷やされていて配慮がきいている。
つまみに「沖縄産もずく」をとった。もずくは新鮮でとてもおいしい。器がとても上品で、わたしが普段食べているお店とは段違いなので、ちょっとドキドキ。
白木のカウンターに器を置くとコトリといい音がする。

天ぷらは順次揚げたてのものが運ばれてくる。
パリっと揚げたての音が何とも心地よく、おいしさを引き立ててくれる。おいしいのは山菜もの。季節に合わせた食材が使われるのはやはり清々しい。

ビールを飲み干して、「鶴齢」の純米に。
わたしは本来、油の天ぷらと日本酒は合わないと考えてきた。だが、どうだろう。口のあぶらをすっきりと「鶴齢」が流し込んでくれるではないか。
この日本酒のチョイス、さすがだと思う。
「鶴齢」は今、自分の中で一番好きなお酒。
そして、本当においしい天ぷら。
贔屓にしたいお店である。品川宿に行ったら、必ず寄りたいと思う。
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