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居酒屋さすらい 1052 - ビール200円の甘い罠 - 「品川亭」(港区高輪)

2016-08-17 16:21:58 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

また罠にひっかかってしまった。

ビール200円の甘言に見事釣られたのはボクとMJ。

さっさと「茜屋」に行ってしまえばよかったものを、ボクが新規開拓に血道をあげて、新たな居酒屋を探していたのが運の尽き。

品川駅高輪口横にある例のビル。

そう、ボクはここでも一度やられた。

あの伝説の店「つるや」。

「居酒屋さすらい」史上、最も料理がまずい店と同じビルにあることを考えれば、二度目の罠にひっかかることもなかっただろう。

 

日本語があやふやなおばちゃんが「ビール200円」と執拗にボクらに迫り、MJは消極的だったものの、ボクは目先のメリットに目が眩み、店に入ってしまった。

だが、メニュー表を見た途端、「やられた」と思った。

 

「もつ煮込み」600円。

「たこぶつ」600円。

「イカ焼き」600円。

「自家製焼餃子」500円。

 

おいおい、一品一品がやけに高いじゃないか。

もしかして、生ビール200円は釣り?

 

だが、肴が最高においしければ、そのコストは見合ったものになる。

ボクはまず「煮込み」と「焼餃子」を頼んだ。

 

ボクら以外に客はいないのに、オーダーした料理はなかなか来ない。

その間、ボクらはビールを2回も頼んだ。

 

ようやく運ばれてきた、「煮込み」と「焼餃子」は、まずくもなければ、特段おいしいわけもなく、ボリュームといえば、確かに多めの盛りではあったけれども、これまた特段景気がいい訳でもなかった。

 

ボクはMJに詫びた。

そして、伝票をかっさらって、ボクが全て支払った。

 

船橋の居酒屋、「ます山」に行くようになってから、ボクは居酒屋の役割について考えるようになった。

お客に楽しんで飲んでもらう環境作りが、居酒屋のあるべき姿ではないかと。いや、もちろん、経営者によって様々な考え方があっていいが、この心は重要だと思う。

何の商売にも同じことがいえるのだが、少なくとも、客にがっかりをさせてはいけないのだ。

ましてや、客を欺くことなどあってはいけない。

いや、もちろん、値段の決め方は店舗側の自由だ。
したがって、「品川亭」に非があるわけではない。
けれども、ボクらはこの価格設定におおいに失望した。
その思惑は意図的であるようにも思う。
 
多分二度と行くこともあるまい。

「秀和品川ビル」のテナント、恐るべし。

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4 コメント

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Unknown (熊猫)
2016-08-19 14:12:16
新橋の駅前ビルは立ち飲み屋が集結する場になっていますが、ニュー新橋ビルの地下は中国人の女性をよく見かけるようになりましたね。
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Unknown (ひざげり)
2016-08-19 07:21:20
あ!すみません。
勘違いしてました。

自分がそういわれたのは新橋のビルでした。

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Unknown (熊猫)
2016-08-18 14:10:27
一部の店のせいで、同じに見られてしまうということに、このビルにテナントする店舗では、忸怩たる思いをしているところもきっとあるのでしょうね。



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Unknown (ひざげり)
2016-08-18 07:26:57
このビルのお店に
「ウチは日本人の店だから安心だよ。」
って呼び込みされましたよw

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