BザイのOさんから、酒の誘いがあった。
銀座にあるお店が指定されており、なんかおかしい、と思っていたら、やっぱりY田社長がいらっしゃった。まさかとは思っていたが。4月に社長に就任されたばかりのY田社長が、永遠の若輩者の自分を飲みに招いてくれるとは、何たる光栄なことか。
自分も油断していた。お店が銀座の時点で、気づかなければいけなかったのだ。しかも、その油断を助長していたのが、「でですけ」という店名。洗練されたとは言えないイメージが油断を生んだ。
かくして、店に到着すると、ラグジュアリー感溢れる店に、まずは驚いた。落ちついた店内、豪壮な調度品。やっぱりだ。銀座にショボい店などありはしないのだ。そして、2階に上がったところで、Y田社長に驚き、そして、食事が運ばれてきて、三度驚いた。
厚めに切られた肉がデーンと置かれた。見るからに、すごいのである。箸で取って網に置くと、肉の柔らかさかが伝わってくる。
多分、ハラミだな。
その置いた肉が網の上で微かに音を立てると、香ばしい薫りがし始めた。ただ者ではないな、やっぱり。
どうにも待てなくて、レアな焼き加減のうち、ハラミにかぶりついてみた。
柔らかい。まずは、肉の柔らかさかに感動する。すげぇ。噛まなくとも、肉汁が溢れてくる。
A5?
やっぱり。やっぱりA5ランクか。
続いて、タン塩、カルビ、ザブトン。めくるめく、最高ランクの謝肉祭。
残念だったのは、ビール。
プレモルのホップは、肉のアミノ酸のうまみを打ち消してはしまわないだろうか。
だから、ボクはワインの赤。エルグリルで。
あまりにも、ハラミがおいしすぎて、別オーダーにて、もう一枚頼んでしまった。ハラミに始まり、ハラミに終わる。
なんて、贅沢な焼き肉。
お招きいただき、ありがとうございました。
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