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カレーさすらひ 155 - もつカレさまです - 「清水もつカレー」(はごろもフーズ) 缶詰

2022-12-04 21:21:28 | カレーさすらい

もつカレーが静岡市清水区のソウルフードだということを教えてくれたのは、電気がまさんだった。

ネットで検索すると、遡ること70年前、「金の字本店」の創業者が考案したと書かれている。最近ぽっと出てきた訳ではないようだ。

「もつ煮込み」もカレーもともに好きだが、一緒になっているのはどうかなと思う。ただ、食べたことがないから、本当のところは分からない。すると、こんなものを見つけた。

はごろもフーズから発売されている「清水もつカレー」はレトルトパウチではなく、缶詰カレーだ。パッケージには、「清水もつカレー総研」公認とある。なんとまぁ、そんな団体まであるのかと、少し驚く。しかも、はごろもフーズは静岡市内に本社を置く会社だったのかと、更にまた驚く。あぁ、三保の松原か。

実は今まで知らなかったのだが、「ちびまる子ちゃん」に「まるちゃんの静岡音頭」というのがあって、

〽︎おでん わさび おでん わさび もつカレー

と歌われる。作詞はさくらももこさん、作曲細野晴臣さん、アレンジ小山田圭吾さん。そして歌はピエール瀧さんという豪華メンバー。どんなテクノを展開すると思いきや、実にオーソドックスなお祭り音頭だった。だって、YMOと電気グルーブだよ。そこにフリッパーズギターが入ってきて。

いやはや、もう完全にディープな世界。

 

その、「清水もつカレー」も唄に負けないディープカレーだった。シャバシャバ系のカレーソースに豚もつがたっぷり。豚だから、コクが出て、それがカレーにほどよい滋味を与えている。

うまいし。

前出の「金の字本店」の名物、「もつカレー」は串もつにカレーがかけられた一品で、画像で見る限り、主役はもつだと思う。もつにかけられたのが、タレでもなければ塩でもない。カレーソースなのだ。もつが主役ならば、品名はカレーもつにすればいいと思うのだが、選んだ道はそうではなかったようだ。いまや清水区の居酒屋さんで、この「もつカレー」が一般的メニューとして出てくるらしい。

いいなーと思ったね。

仕事を終えて酒場に入ったら、合言葉は「もつカレさまです」、みたいな。

清水は一度しか行ったことがなく、今度行ったら、じっくり腰を据えて飲んでみたい。「清水もつカレー」をつまみにして。

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2 コメント

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もつカレー (電気がま)
2022-12-05 07:47:32
 おはようございます。
いや、もつかれさまです。

 「もつカレー」話題にはなっていますが、清水でもメニューに入れている居酒屋さんはそれほど多くありません。
そのあたりはお店によってけっこう違っています。

 もし、清水で食べるのならやはり元祖の「金の字」さんが良いかと思います。
清水区に二店ありますし、旧静岡市にも1軒支店があります。

 雰囲気と味はやはり清水駅近くの本店ですね。
残ったカレールーにキャベツをつけて食べるのがまた美味しいです。
 
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Unknown (熊猫)
2022-12-05 12:51:14
電気がまさん。

いつもありがとうございます。
>清水でもメニューに入れている居酒屋さんはそれほど多くありません。

そうなんですか。
確かに十条のソウルフードといわれる「からし焼き」も扱っているお店は数店です。「からし焼き」の場合、無理やりソウルフードにしている伏しもありますが。

>清水で食べるのならやはり元祖の「金の字」さんが良いかと思います。
清水区に二店ありますし、旧静岡市にも1軒支店があります。

これは、これは。耳寄り情報です。来週、沼津遠征があるのですが、その時いけるかな。あ、でも沼津から静岡まで、まだだいぶありますね。

>残ったカレールーにキャベツをつけて食べるのがまた美味しいです。

そんな食べ方まで!
それは素晴らしい。居酒屋的にも、カレー的にも、ちょっとスルーはできないですね。
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