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雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

M8(干潟星雲)中心部

2013年07月09日 | 天体写真(星雲・星団)
北陸地方はまだ梅雨明けしていないのに、思いがけなく晴れました。
一か月ぶり、それも新月の日に。
やはり心の準備はしておくものです。
撮影対象はあらかじめ決めてあった、
南天ねらいで、道路側スロープに設営しました。
親亀子亀方式の実戦検証は、今回がはじめて
2枚のパネルで、防犯灯と隣家の灯火を防いでいます。
一ケ月も撮影しないと、何かしらトラブル発生となるものですが、
今回は機材の問題では無く、いつのまにか伸びた柿の枝葉。
(真南は、電柱の少し左側)
南中と同時に撮影開始したのですが、干潟星雲は柿の葉の隙間から見えている状態。
なんとかガイド星も見失わないようなので、そのまま撮影を続けました。
最初の何枚かは、柿の葉にじゃまされて暗くなってしまった。

結局、もったいないので柿の葉にじゃまされたものも
多段階露光」だと思って使っちゃいました。
M8(干潟星雲) 中心部 (いて座)
撮影DATA: 2013/07/08 22:28’~ VixenR200SS+純正エクステンダー(合成f=1500mm F7.5) 
露出 10分×3、5分×9加算平均コンポジット ISO 1600 Cooled 60D (気温25℃ 冷却-1℃)
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7

露光時間は少な目でしたが、明るい星雲は ”七難隠す” ですね。
(周辺で星が流れているのは、ガイドエラーでは無くR200SSとエクステンダーによる残存収差です。)

あのぅ・・、HST(ハッブル宇宙望遠鏡)との画像比較はどうなったんでしょう?
ドキッ! 覚えてられたんですか・・
一応、いろいろ画像処理やってみたんですが・・・
(クリックで全体画像を表示)
この程度にしか・・・、”竜巻”には程遠く、せいぜい砂時計にしか見えませんよね。
Giant  Twisters  and Star Wisps in the Lagoon NebulaSource: Hubblesite.org
露光時間の問題では無く、宇宙望遠鏡という圧倒的な解像度の差に脱帽です。

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ラッキーな梅雨の晴れ間でした。
親亀子亀方式のオートガイド結果も気になりますが、
まずは、同時に撮影したM20三裂星雲M27あれい状星雲
お見せしてから分析に入りたいと思います。

雲上(くもがみ)
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コメント (2)
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